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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第六十九話 砂漠の戦い
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が、大丈夫なんだろうか?
さすがに本局に人が取られ過ぎている気がする。
地球なら俺も手を貸せるが、地球以外になるとそうもいかない。
これで緊急時に対処ができるか、多少疑問だ。
「くっ! それもまた物騒な」
そもそも自分で言ってる時点でまずいよな。
それに
「こういうときのお約束ってあったよな」
俺の言葉に漫画とかで見たことがあるのか
「こんな時に限って何か起きるっていうアレ?」
「うん。そう」
なのはの言葉に頷く。
勿論何も起きないほうがいいのだけど世の中思い通りにいかないんだよな。
「こ、怖いこと言わないでよ。
士郎君、なのはちゃん」
「漫画とかならどんなタイミングで起きるもんだっけ?」
「えっと……エイミィさんが非常事態なんてそうそう起きるわけないっていった直後ぐらいのタイミングかな」
俺となのはの言葉にエイミィさんが多少引き攣ったような顔をしているのでフォローしておいた方がいいだろう。
「まあ、漫画の話ですから」
「そ、そうだよね。
いくらお約束でも漫画の話なんだから、非常事態がそうそう起きるわけが」
エイミィさんのその言葉を待っていたと言わんばかりに警報が鳴り響く。
……本当にあるんだな。
「なったね」
「「「だね(だな)」」」
フェイトのつぶやきに俺となのは、アルフが返事をする。
マジですかっていう表情で固まりエイミィさんの手からカボチャが転がる。
それをフローリングにぶつかる前に受け止めて、テーブルに置く。
「って落ち着いてる場合じゃないよ!!」
慌てるエイミィさんについて行き全員でオペレータ室に入る。
「場所は文化レベルゼロ。人間は住んでない砂漠の世界だね」
エイミィさんが操作するとすぐにシグナムとザフィーラが表示される。
文化レベルゼロとなると遠慮なく戦う事はできる。
だが地球ではない次元世界となると俺の関与はほとんど出来ない。
それに
「結界を張れる局員の集合まで、最速で45分。む〜、まずいなぁ」
見つけたのはいいが対応まで時間がかかり、局員が集まるまで待っていたらシグナム達を逃す。
そうなると誰かが足止めする必要があるか。
「エイミィ、私がいく」
「私もだ」
フェイトとアルフか。
相手がシグナムとザフィーラなら悪くないか。
「うん。お願い。
なのはちゃんはバックスお願いね」
「はい」
フェイトとアルフが転送ポートに向かうのを見送りながら、シグナム達を見つめる。
闇の書を持っていないとなるとシャマルか、ヴィータが持っているのだろう。
だが仮面の存在もある。
はやてから全員がいなくなる可
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