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俺屍からネギま
いざ、京都神鳴流!
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剣に打ち合える者は居なかった。



しかし今日は違う……お互い全力で打ち合える者同士だ


今までの鬱憤を晴らす様に打ち合う……その顔は楽しそうな、欲しかったオモチャをやっと買って貰った子供の様に純粋にただ微笑んでいた。



周囲の者たちはこの均衡が続いていくだろうと思っていた……






しかし終わりは突然やってきた。


「くっ、まだや!………うぅ」
鶴子が押されて来ていた。


一撃、一撃が重いのだ…


男女の違いでは無い……

(なんでや?…なんで打ち負けてるん!?同い年で、同じ頃から、同じ様に修行を始めてんのに……なんで、あっ!?)

鶴子は思い出した…

最初に挨拶を交わした際にした握手を……

自分と同い年の少年の柔らかい手では無い…


あのゴツゴツした剣ダコの有る手は…正しく剣士の手だった




これは…剣を振ってきた数の違い……


哲心との稽古の後も怒られても夜中まで剣を振ってきた陣


稽古の間も怠惰に剣を振ってきた鶴子



決定的な意識の差…


遥かなる高みを目指した者とそうでない者の…‘魂の差’




負ける…



そう思ったその時………鶴子の中の修羅が目を覚ます。




「このまま終われへん…。」
鶴子が呟くと同時に鶴子の目の色が白黒反転し、鶴子の動きが格段と速く鋭くなった。


鶴子は陣に五分以上に押し込み始めたが、陣は慌てる様子は無く黙々と受けていた。
しかしその顔は笑っていた。

(青山鶴子、本物だ…ありがてぇー。)

陣は嬉しかった自分と五分に打ち合える同年代に出会えた事が…此れから先、共に切磋琢磨し合える者に出会えた事が………ただ嬉しかったのだ。




「クソっ!鶴子の奴が本気になりおった!?こうなったら止めるぞ!?」


「わかった、陣!下がっていろ!後は冬凰に任せろ!!」
冬凰は前のめりになって鶴子と陣の間に入ろうとして一歩を踏み出そうとした。


(…ったくしょうがねぇ〜な。)
「コイツは俺の戦いだ下がっててくれ!」


「なっ何だと!?あの目は青山宗家の者が本気になった時の物だ!鶴子は今回が初めて、抑えが効かんぞぉ!!」


「……陣!五分で終わらせろ、それで無理なら我らが出る!!」
哲心は陣の思いを知り支持した。


「哲心!?」


「すまん、やらせてやってくれ…彼奴もそうそう自分を曲げん。」


「くぅ…分かった。ただし無理と思ったら直ぐに止めるからな…分かったな、陣くん!?」


「ハイっ!…まぁ、五分もいらないがな。」
最後だけ小声となり周りの者には何を言
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