第3章 エドラス編
生命を消す者
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ルーシィさんとリサーナさんが顔を見て笑っていた。
「所でナツ。」
「ん?」
マスターの声にナツさんが反応した。
「このわしはどんなんじゃった?」
「エドラスのじっちゃん?」
エドラスのマスターですか・・・。
「反対の感じじゃろ?気になるのう。」
「う〜ん、そういやあ・・・あ、待てよ・・・。」
「もしかして・・・。」
俺とナツさんはある人物の事を思い出した。
「ギルドは楽しいか?」
「ああ!」
「お兄ちゃん?」
「ああ!そっか!!」
「なんじゃ?」
ナツさんも思い出した様ですな。
「もしかしたら、王様やってんかもな。」
どうやら気づいた様ですな。
「じゃあ俺はどうだよ?向こうの俺はどんなだった?」
ギルダーツさんがナツさんに聞きに来た。
「いや〜・・・ギルダーツは名前が出なかったかもな・・・
ひょっとしたら、カエルか魚だったかもしれない・・・。」
「酷ぇ!!!!」
それはないと思いますが・・・(汗)
「お兄ちゃん!」
「ん?」
「何か思い出した様だけど・・・」
「ああ、エドラスのマスターはな・・・」
俺はウェンディだけに説明した。
「という訳だ。案の定、ナツさんも同じだった。」
「そうなの。」
「ああ・・・。」
俺はそう言い、窓の空を見上げた。
「(そういえんば・・・エドラスの父さんと母さんは大丈夫かな・・・?
結局・・・手紙渡す事ができなかった・・・。)」
「お兄ちゃん?」
「・・・ジェラール、頑張ってるだろうな・・・。」
「ジェラールなら、大丈夫だよ・・・きっと。」
「そうだな!」
俺はそう言う。
その後、騒ぎは夜まで続き、全員ギルド内でその場に寝ました。
俺はウェンディを抱き寄せ、俺の左腕で腕枕させました。
翌日、ルーシィさんの左頬が腫れていたのが気になりました。
「ちゅぷ、ごくごく、はーーーーーー。」
森の中で寝そべっていた男は近くの小さな川で水を飲んでいた。
「!」
「グルルル・・・。」
男を餌として狩ろうとする狼の群れが男を囲む様に現れた。
「ボクに近づいてはいけない。」
「グルルル・・・。」
「よすんだ。ボクは君達の敵じゃない。」
男は狼に向かいそう言う。
「ガアッ!!」
狼は男を襲おうとした。しかし・・・
ドサッ
男を襲おうとした狼はその場に倒れた。さらに・
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