エピローグ6
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いか」
カーラとユウキもいる。
「今ユウキが淹れるから」
「皆で楽しもう」
「そうだな。それじゃあな」
「皆でな」
ブリットもクスハもそれに乗る。こうしてだ。
八人で紅茶を飲みながらだ。リョウトが言った。
「僕も進路が決まったよ」
「私達結婚するのよ」
リョウトとリオが明るい顔で話す。
「僕はパイロットを続けるんだ」
「私も。民間の会社で」
「二人同じ会社でね」
「働くことになったの」
「それで俺はな」
今度はタスクだった。
「ギャンブラーになるからな」
「ギャンブラーって」
「俺の夢だったんだよ」
こう驚くクスハに話す彼だった。
「で、ギャンブラーだけれどな」
「そうじゃないでしょ」
タスクにはレオナがすぐに突っ込みを入れた。
「タスクは私と一緒に軍に残るじゃない」
「ギャンブラーの方が格好いいだろ」
「何処がよ。素直に軍に残るって言えばいいのに」
「だから格好いいからよ」
「ギャンブルは破滅の元よ」
生真面目なレオナらしい言葉だった。
「だから絶対に駄目よ」
「ちぇっ、厳しいなあ」
二人がそんな話をしてだ。今度はだ。
カーラとユウキもだ。自分達のことを話す。
「アナハイム社でね」
「技術者、そしてテストパイロットになった」
「だからこれからはね」
「そこで会おう」
「そうか。皆もな」
「それぞれの道を歩きはじめてるのね」
ブリットとクスハは仲間達の話を聞いて述べた。
「じゃあこれからもな」
「集る時があったら」
「こうしてだ」
ユウキが二人に応えて言う。
「紅茶を飲もう」
「そうしようね」
最後にカーラが笑顔で言ってだった。それぞれの道を確かめ合うのだった。
ロバートはカークと話していた。
「これまでの技術はだな」
「そうだ。随時平和利用に転換していくことになった」
カークはこうロバートに話す。
「そう決まった」
「そうか。それはいいことだ」
「早速だ」
ケンゾウもここで二人に話す。
「SRX、そしてバンプレイオスの技術もだ」
「合体やトロニウムの技術が」
「それがですね」
「そして少しの超能力があればだ」
ケンゾウはこのことも話す。
「動かせる高性能のマシンもだ」
「それもですか」
「開発するのですか」
「これからは戦争よりもだ」
ケンゾウはさらに言う。
「そうした技術が必要になってくるからな」
「確かに。それでは」
「これからは」
二人もケンゾウの言葉に頷きだ。そうしてだった。
戦争に使われた技術をだ。平和利用に転換していくのだった。
キョウスケとエクセレンは。今は。
アルフィミィにだ。こう話していた。
「俺達はこのままだ」
「軍に残るわ」
「そう決めた」
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