エピローグ6
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首を捻りだ。あまり信じられないのだった。
そんな話をしてだった。
彼等は今は釣りを楽しみだ。休息の時を過ごしていた。
ロドニーとエリスはラングランに留まっていた。そこで話すのだった。
「シュテドニアスも変わったみたいですね」
「そやな。あの大統領も後ろ盾もな」
「シュテドニアスの軍産複合体ですが」
「解散したんやって?」
「はい、あちらから自主的にです」
そうしたと。エリスは話す。
「採算が取れないですから」
「そや。実際に軍隊はな」
「設備や技術への投資は膨大ですが」
「あまり儲からんからなあ」
「それより他のものを売った方がいいので」
それでなのだ。軍事産業は実入りが少ないのだ。
その結果だった。シュテドニアスでもだ。
「解散となりました」
「後は大した軍事産業もなくやな」
「そしてラングランとも正式に講和しました」
「シュテドニアスにしてもや」
ロドニーは先のラングランとの戦争についても話す。
「あれもな。反対派の方が多かったしな」
「議会は特にですね」
「そやから正常に戻ったんや」
ロドニーはこう言った。
「ええことや」
「全くです。では私達は」
「仕事や」
それだとだ。エリスに話すロドニーだった。
「国境のパトロール続けよか」
「はい、このまま」
二人がこうしたことを話しているとだ。その彼等のところにだ。
一機のシュテドニアスの魔装機が来てだ。それでだった。
ジョグが出て来てだ。それでだった。
二人にこんなことを話してきた。
「これも縁か」
「ああ、生きとったんかいな」
「それにしても何故ここに?」
「国境警備隊に赴任した」
そうなったとだ。ジョグは二人に話す。
「それでパトロールをしていたのだがな」
「そやったんかいな」
「それでここに」
「そういうことだ。しかし無事で何よりだ」
ジョグは二人のその無事をここで言った。
「御互いもう戦争も終わったしな」
「まあしがらみはあるけどな」
「平和にいきましょう」
「ああ、またな」
ジョグは二人にこう挨拶してから彼等の前から去った。その後姿を見届けてからだ。
二人もだ。笑顔でこう話すのだった。
「ほなわい等もな」
「このままですね」
「そや。パトロールに行こうな」
「はい」
こう話してだ。仕事を続ける彼等だった。
テュッティはプレシアと共にいた。
そしてそこでだ。プレシアに言うのである。
「何か貴女の作るお菓子って」
「甘くないですか?」
「足りない気がするわ」
甘さがだというのだ。
「どうもね」
「あの。それはテュッティさんがですね」
「私が?」
「はい、甘党過ぎます」
それでだというのだ。プレシアは。
「今もですし」
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