暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ6
[11/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
返した。
「私とて変わる」
「変わる、ですか」
「だからですか」
「そうだ。今の私はそう考えている」
 また微かに笑って言うのだった。
「それだけ平和ということだからな」
「ではその平和を守ってですね」
「これからは」
「そうするべきだな」
 こうした話をしながらだ。リーは今は穏やかにだ。勤務に就いていた。
 レフィーナも軍に残っていた。そしてだ。
 共にいるショーンとユンとお茶を飲みながら話をしていた。
「戦いが終わって」
「本当に穏やかになりましたね」
 まずはショーンとユンが笑顔で言う。
「こうしてお茶を飲むのもです」
「前よりもずっと気持ちが楽です」
「そうですね。戦争中はやはり」
 どういった飲み方になるのか。レフィーナは言うのだった。
「穏やかに飲めませんから」
「どうしても戦闘中の息抜きになります」
「こうして心から穏やかにという訳にはいきませんから」
「そうですね。ですが」
 今は違っていた。それでだ。
 レフィーナもだ。心から穏やかな顔になってだ。
 紅茶を飲みだ。平和な時間を過ごしていた。
 その中でだ。ふとユンに尋ねたのだった。
「それでユンちゃんは」
「私ですか?」
「最近麻雀に凝ってるそうね」
「他にも多くの方が興味を持たれてまして」
「確かマリュー艦長も?」
「はい、そうです」
 笑顔で応えるユンだった。
「他にも私の知り合いの娘が一杯出ています」
「何か面白そうね」
「ミリアリアちゃんもはじめましたし」
「あら、それは豪華ね」
「全部で七十人位います。凄いですよ」
 何故か麻雀の話もしてだ。穏やかな時間を過ごしているのだった。
 ジャーダとガーネットは結婚した。そしてだ。
 カチーナからだ。自宅でこんなことを言われていた。
「いきなり双子かよ」
「ああ、そうだよ」
「男の子と女の子ね」
 二人も笑顔でカチーナの言葉に応えて言う。
「もうな。いきなりな」
「幸せが二倍よ」
「何か凄いですね」
 ラッセルも笑顔で言う。
「戦いが終わってすぐにですし」
「何ていうかな。俺達もな」
「幸せが回ってきた幹事かしら」
「そうですね」
 ラーダもいた。彼女は皆にカレーを出している。
 そうしながらだ。こう言うのだった。
「これからはです。平和になり」
「多くの人がですね」
「幸せになるべきです」
 ラッセルに対しても言うラーダだった。
「そしてこの平和が」
「ああ、ずっとな」
「続くようにね」
 そのジャーダとガーネットが応える。
「俺達はこれからもな」
「軍にいるわ」
「あたしもだよ」
「僕もです」
 軍に残るのはカチーナとラッセルもだった。
「まあガーネットも正式に復帰したらね」
「また一緒にやりま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ