エピローグ6
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返した。
「私とて変わる」
「変わる、ですか」
「だからですか」
「そうだ。今の私はそう考えている」
また微かに笑って言うのだった。
「それだけ平和ということだからな」
「ではその平和を守ってですね」
「これからは」
「そうするべきだな」
こうした話をしながらだ。リーは今は穏やかにだ。勤務に就いていた。
レフィーナも軍に残っていた。そしてだ。
共にいるショーンとユンとお茶を飲みながら話をしていた。
「戦いが終わって」
「本当に穏やかになりましたね」
まずはショーンとユンが笑顔で言う。
「こうしてお茶を飲むのもです」
「前よりもずっと気持ちが楽です」
「そうですね。戦争中はやはり」
どういった飲み方になるのか。レフィーナは言うのだった。
「穏やかに飲めませんから」
「どうしても戦闘中の息抜きになります」
「こうして心から穏やかにという訳にはいきませんから」
「そうですね。ですが」
今は違っていた。それでだ。
レフィーナもだ。心から穏やかな顔になってだ。
紅茶を飲みだ。平和な時間を過ごしていた。
その中でだ。ふとユンに尋ねたのだった。
「それでユンちゃんは」
「私ですか?」
「最近麻雀に凝ってるそうね」
「他にも多くの方が興味を持たれてまして」
「確かマリュー艦長も?」
「はい、そうです」
笑顔で応えるユンだった。
「他にも私の知り合いの娘が一杯出ています」
「何か面白そうね」
「ミリアリアちゃんもはじめましたし」
「あら、それは豪華ね」
「全部で七十人位います。凄いですよ」
何故か麻雀の話もしてだ。穏やかな時間を過ごしているのだった。
ジャーダとガーネットは結婚した。そしてだ。
カチーナからだ。自宅でこんなことを言われていた。
「いきなり双子かよ」
「ああ、そうだよ」
「男の子と女の子ね」
二人も笑顔でカチーナの言葉に応えて言う。
「もうな。いきなりな」
「幸せが二倍よ」
「何か凄いですね」
ラッセルも笑顔で言う。
「戦いが終わってすぐにですし」
「何ていうかな。俺達もな」
「幸せが回ってきた幹事かしら」
「そうですね」
ラーダもいた。彼女は皆にカレーを出している。
そうしながらだ。こう言うのだった。
「これからはです。平和になり」
「多くの人がですね」
「幸せになるべきです」
ラッセルに対しても言うラーダだった。
「そしてこの平和が」
「ああ、ずっとな」
「続くようにね」
そのジャーダとガーネットが応える。
「俺達はこれからもな」
「軍にいるわ」
「あたしもだよ」
「僕もです」
軍に残るのはカチーナとラッセルもだった。
「まあガーネットも正式に復帰したらね」
「また一緒にやりま
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