エピローグ5
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長」
「何だ?」
「やっぱり。あれなんですか?」
こうフェイに問う。
「あいつと」
「あいつ!?斗牙とはだ」
ついついだ。言ってしまったフェイだった。
「何もないぞ」
「あの、隊長」
「もうですね」
「言ってますよ」
ハンス、イワン、ジョゼがすぐに突っ込みを入れる。
「やっぱりそうだったんですか」
「相手は幼馴染み」
「そうなったんですね」
「そ、それはだ」
顔を真っ赤にさせてだ。フェイは反撃を試みた。
「何というか。気のせいでだ」
「気のせい!?」
「気のせいといいますと」
「斗牙が。自然に、いや私も仕方なくだ」
「それでなんですか」
「一緒になんですね」
反撃にはなっていなかった。それでだ。
アレックス達にだ。さらに言われる羽目になってしまった。
「まあ隊長も恋する乙女ってことで」
「軍人ですがそれでも」
「女の子なんですね」
「やっぱり」
「あ、あいつはそもそも民間人になるからだ」
最早言い訳にもなっていない。
「上官でも部下でもないし。いいではないか」
「じゃあ式の時はですね」
「俺達もまた」
「呼んで下さいね」
「楽しみに待ってますから」
こうしてだった。一方的にやられる彼女だった。
大島に高須はハンバーガーショップでユミ、カオリと話をしていた。
「エイジだけでなくて斗牙もか」
「学校に来るんだ」
「ええ、そうみたい」
「ルナにエィナもね」
彼女達もだというのだ。
「ミヅキさんは大学らしいけれど」
「皆学校に来てね」
「それで俺達とか」
「一緒になんだね」
「はい、そうです」
「だからですね」
ここでクッキーとトリヤが出て来た。
「私達も学生になりますから」
「宜しく御願いします」
ディカとローザもだった。メイド達も学生になるというのだった。
サンドマンは城のバルコニーから夜空を見てだ。共にいるアヤカに話していた。
「奇麗な星空だな」
「はい、本当に」
「一人で見てはいけないものだ」
こんなことも言う彼だった。
「やはり。星空は」
「二人で、ですね」
「見るべきものだ」
こう言うのである。
「私の閉ざされていた心は開かれ」
「そのうえで」
「そのことがわかった」
長い戦いの中でだ。それがだというのだ。
そうしてだ。さらにだった。
「だからだ。これからは」
「はい、二人で」
「この星空を見ていこう」
こう言ってだった。星空を見続ける二人だった。
宇宙大帝ゴッドシグマ
テラルは闘志也に話していた。
「戻ってそうして」
「ああ、これからはな」
「ゴッドシグマを平和の為に使って」
「そうして働いていくさ」
こう話す彼だった。
「仲間達と一緒にな」
「色々考
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