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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ5
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いこうか」
「そうだよ。人間前を向かないとね」
 どうなるか。ヒメは勇に明るい顔で話す。
「歩いていけないから」
「前にはな」
「だから。前を向いていこう」
 ヒメはまたこう言った。
「一緒に」
「ああ、ずっとな」
 一緒にいようとだ。二人で言ってだった。二人もまた未来を見ているのだった。

THEビッグオー  THEビッグオー2nd Season
 ロジャーはパラダイムシティに帰って来た。ドロシーも一緒だ。
 その彼をノーマンが出迎えだ。まずはこう言ってきた。
「御疲れ様でした」
「留守の間何もなかったか」
「私達のいない間は」
「何もありませんでした」
 こう二人に答えるノーマンだった。
「では。帰られたのでまずは」
「まずは」
「というと」
「ご夕食をお楽しみ下さい」
 彼が今二人に勧めるのはそれだった。
「そしてそのうえで、です」
「皆来るか」
「そうなのね」
「そうだ」
「久し振りね。二人共」
 ダストンとエンジェルが来てだ。二人に笑顔で挨拶をしてきた。
「長い間いなかったが」
「元気そうで何よりだわ」
「この街を永遠に存続するようにしてきた」
 それが為にだとだ。ロジャーは話す。
「それでだ」
「この町をか」
「何か色々あったみたいね」
「話せば長くなる」
 今度はこう言うロジャーだった。
「だが今はだ」
「そうだな。久し振りだしな」
「飲んで。そうして」
 そのうえでだと。ダストンに続いてエンジェルが言ってだ。
 彼等は楽しく飲むのだった。落ち着いているがそれでもだ。華やかな宴になった。

冥王計画ゼオライマー
 マサトは詰襟姿で登校しながら。共にいる美久に言った。彼女はセーラー服である。
 その彼女にだ。こう問うたのである。
「そう、美久も」
「はい、こうして学校に行かせてもらいます」
 こうだ。マサトに対して話すのである。
「これからは学生として」
「日常に入って」
「そうします。ところでマサト君」
 今度は美久が彼に問うた。
「八卦衆の方々ですけれど」
「彼等だね」
「生きているのはわかりました」
 それもだ。全員である。
「けれど。あの人達は一体何処に」
「旅に出たんだろうね」
「旅に?」
「うん、旅にね」
 微笑んでだ。こう美久に話すのである。
「彼等をそれぞれ見つける為の旅にね」
「あの八卦衆が滅んだ時から」
「そうしていると思うよ。そして彼等も」
 そのだ。八卦衆の面々もだというのだ。
「やがて見つけるよ」
「あの人達に相応しいものを」
「必ずね。できるよ」
「マサト君の子供達だからですね」
 美久はここで微笑みこう話した。
「だからですね」
「そうだろうね。それじゃあな」
「はい、
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