エピローグ5
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ックを見ていた。今も。
オリヴィエはミラボーに言っていた。
「これからはね」
「どうするの?これからは」
「この星で楽しく過ごしたい」
こうだ。彼の願いを言うのだ。
「そしてその為にも」
「何かあれば」
「戦いたい。だから」
「ええ、わかってるわ」
ミラボーもだ。オリヴィエの言葉に頷いてだ。
彼のところに来て。そうして言うのだった。
「これからも」
「一緒に」
彼等もその絆を確かめ合いながら。未来に向かっていた。
セルゲイはタチアナの話を聞いていた。
「軍に残って」
「そうよ。そうしてね」
「一緒にいてくれるんだ」
「色々考えたけれど」
それでもだというのだ。
「そうすることにしたわ」
「そう。それなら」
「このユーノはとても癖が強いけれど」
ギガンティックの中でも特にだ。
だがそれでもだとだ。タチアナは言うのだ。
「二人なら」
「そうだね。これまで通りね」
「人を護る為に動かせるから」
だから二人でいるとだ。タチアナは選んだのだった。
そしてセルゲイもだ。そのタチアナと共にいることを決めたのだった。
レオーネはルクレツィアと一緒に店でパスタを食べていた。
その中でだ。ルクレツィアの話を聞いていた。
「今日はこのお店にしたけれど」
「次は?」
「明日は私が作るわ」
そのだ。パスタをだというのだ。
「そうしていいかしら」
「ええ、それじゃあ」
そしてだ。レオーネもだった。
微笑んで彼女の言葉に頷きだ。こう言うのだった。
「これからもずっとね」
「そうさせてもらうわ」
二人もまただった。二人でいるのだった。
エレオノールはミハイルと一緒にいてだ。
パソコンを見てだ。話をしていた。
「そうね。そこでなのね」
「そう。ここはこうして」
ミハイルがエレオノールに話す。
「こうすればいいから」
「わかったわ。それじゃあ」
「わからないことがあったら」
その場合はとだ。ミハイルは話す。
「何時でも僕に言ってくれていいから」
「教えてくれるの?」
「うん、わかる限りのことはずっとね」
そうするとだ。ミハイルはまた話す。
「そうさせてもらうよ」
「有り難う。それじゃあ」
「宜しくね、これからも」
こんな話をしながらパソコンで検索をしている二人だった。
ザリオンはレイとランニングをしながらだ。
娘にだ。こう尋ねた。
「いいのだな」
「軍に残ること?」
「ああ、そうしてだ」
「決めたから」
こう答えるレイだった。
「それは」
「そうか。決めたからか」
「ギガンティックはこの星を護るのに必要だから」
「そのギガンティックを動かしてだな」
「皆を護る為に」
まさにその為にだというのだ。
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