エピローグ5
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また何が来るかわからない」
「ええ、だから」
「それだからこそね」
「常に。警戒を怠らずいこう」
「ええ、軍人としてね」
彼等は軍人としてだ。働き続けるのだった。その走影はだ。
自分の腹部を撫でていとおしげな顔も見せていた。雲儀もそれを見て微笑んでいる。
ムハマドとハサンはだ。クリスティにだった。
それぞれ言うのだった。
「まだな」
「いいだろうか」
「ええ」
クリスティもだ。微笑んでだ。
二人にだ。こう言う。
「私もね」
「最後はだ」
「どちらかを選んでくれ」
「そして今はだ」
「俺達は軍に残り」
そしてだというのだ。彼等は。
「ギガンティックでこの星を守る」
「そうしていく」
「ええ、だから私も」
そしてだ。クリスティ自身もだった。
「二人のうちどちらかを」
選ぶというのだった。三人の話はまだ続いていた。
マリアムはマルコに話していた。
「私と一緒にいていいのね」
「何が?」
「だから私とこれからも」
申し訳なさそうにだ。マルコに言うのだ。
「いいのかしら」
「いいよ」
笑顔でだ。マルコは答えた。
「それでね」
「そうなの」
「だって。マリアムは僕のことを思ってくれているから」
それでだ。いいというのだ。
「だからね」
「私がマルコのことを」
「そう。だからこれからも一緒にいたいんだ」
こうだ。自分達のギガンティックを前に話すのである。
「マリアムさえよかったら」
「私さえよかったら」
「それでどうかな」
あらためてマリアムに問うのである。
「マリアムは」
「ええ、それじゃあ」
マリアムもだ。そのマルコの問いに答える。
「御願いするわ」
「うん、それじゃあね」
こう話してだった。二人は共にいることを選んだのだった。
イーサーとマリアムは。
二人でだ。こんなことを話していた。
「これからもな」
「ええ、これからも」
「戦いはあるだろう」
こう言うイーサーだった。
「銀河は救われてもだ」
「因果なことね」
「この星にしても」
彼等は今いるだ。その新天地にしてもだというのだ。
「また何かが来るかもしれない」
「けれどその時は」
「戦うしかない」
こう言うのだった。
「何があってもな」
「わかっているわ。それではね」
「やっていこう、これからも」
こう話してだ。決意する彼等だった。
シンシアはダニエルと話していた。
「じゃあこれからは」
「まずは学校に通い」
「そうね。そうしてね」
「日常の生活を送りながら」
そのうえでだと・ダニエルは話すのである。
「ギガンティックに必要とあらば」
「ええ、乗るわ」
そのことを話してだった。シンシアはその自分達のギガンティ
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