エピローグ5
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「そうね。まあこの子ならいいわ」
プリメーラはモコナには寛容だった。
「他人の気がしないし」
「だからいいのだな」
「ランティスは恋人で」
プリメーラは笑顔でこんなことも言った。
「モコナは友達よ」
「ぷうっ」
こんなやり取りをしてだ。楽しく凄く彼等だった。
光達もだ。今は。
東京タワーにいてだ。それで三人で話をしていた。
「色々あったけれど」
「そうね。本当にね」
「それでもですわね」
三人で外を眺めながら。笑顔で話すのである。
「今こうして一緒にいて」
「またセフィーロに行って」
「楽しく過ごせますわね」
「うちの家だ」
ここで光が言う。
「父様が帰って来た」
「あのお父さんよね」
「修業に出られているという」
「そうだ。帰って来たんだ」
こうだ。海と風に笑顔で話すのである。
「とても嬉しいんだ、今は」
「そうね。やっぱり家族が揃ってるとね」
「違いますわ」
「これからはずっと一緒だ」
光は満面の笑顔でさらに話す。
「父様に母様、兄様達と」
「確か光って」
不意にだ。光の後ろからだ。
声がしてだ。こう言ってきたのだ。
「御兄さん三人いたのよね」
「ノヴァ?」
「そう、私」
今は黒い、クランプ学園の制服を着てだ。
ノヴァが来てだ。それで話をするのだった。
「遊びに来たわよ」
「そうか、来てくれたのか」
「光の顔を見たくなって」
それで遊びに来たというのだ。
「そうさせてもらったわ」
「そうなのか。じゃあ今は」
「四人でね」
「楽しみましょう」
海と風もそのノヴァに笑顔で言う。
「ここから見る景色は最高よ」
「ですから」
「ええ、そうさせてもらうわ」
笑顔でだ。ノヴァは二人にも応えたのだった。
そのうえで四人になって景色を見てだ。楽しむのだった。
機動大戦ギガンティック=フォーミュラ
華都美と力が話していた。
「色々あったわね」
「ええ、本当に」
「けれどそれが終わって」
「今は」
どうかというのだ。彼等の世界に戻って。
そして彼等が移住した新たな星において言うのだった。
「これはこれでね」
「忙しい」
「そうですよね」
卯兎美もそれを言う。
「軍属は変わりませんから」
「そうよね。だから兎美ちゃん」
「はい」
「これからも宜しくね」
「任せて下さい」
笑顔で華都美に応えてだ。ギガンティック達の状況をパソコンから確認している彼女だった。
雲儀と走影はだ。
自分達の機体を見ながらこんなことを話していた。
「新たな星に辿り着いたが」
「それでもね」
「まだやることはある」
「戦いは終わったけれど」
それでもだというのだ。走影は言う。
「それでもね」
「
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