エピローグ4
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なかったのよ」
「俺も生活があるってか」
「ちょっとね」
「俺だってちゃんと飲み食いして風呂に入ってるぜ」
「そうよね、やっぱり」
「そうだよ。まあそれでな」
その日常の中でだというのだ。バサラも。
「ビールでも飲んでそれからな」
「作曲するのね」
「ああ、凄い曲を作るからな」
いつもの暴れる様な笑顔での言葉だった。
「宇宙をしびれさせるようなな」
「そこは本当に変わらないわね」
「いや、俺は常に変わるつもりだぜ」
「全然何も変わってないじゃない」
「もっと凄くなってやるぜ」
変わるというベクトルはそちらに向いていたのだ。バサラの場合は。
「そして銀河にな」
「歌声を聴かせるっていうのね」
「ああ、そうしてやるさ」
笑ってだ。いつも通りの言葉だった。
そしてその彼にだ。あの花束の少女が来てだ。
微笑み花束を手渡し。そのうえで何処かに立ち去っていった。
マクロスF
ボビーはマクロスクォーターの艦橋で。ミーナ達に話していた。
「前から思ってたけれどモニカの声はね」
「ラクスさんにですよね」
「そう、やっと言えたわ」
言うのはこのことだった。
「あとミーナだけれど」
「私は別にそうした人は」
「駄目よ、女の子いじめたら」
何故かこんなことをだ。ミーナには言うのだった。
「銅の力で」
「あの、そういう話は」
何故かその話になるとだ。困った顔になるミーナだった。
そしてボビーはラムにも言った。
「あんたはタバスコに気をつけなさい」
「一週間で一本は使い過ぎですか?」
「かなりね。さて、お話はこれ位にして」
それでだというのだ。
「艦長が来られたらね」
「はい、そうですね」
「いよいよまたですね」
「出航ですね」
その時が迫ろうとしていた。あのフロンティアにだ。彼等は戻ろうとしていたのだ。
そのジェフリーは今カナリアと話していた。
「それではだ」
「今からですね」
「そうだ。あの星に行く」
微笑みだ。こうカナリアに話した。
「もう一度な」
「わかりました。では」
カナリアも彼の言葉に冷静に応える。
「そしてそこで」
「新たな星の歴史がはじまる」
こう話してだ。艦橋に向かうのだった。未来を見ながら。
クランはネネにララミアにだ。こんなことを言われていた。
「じゃあ今日はですか」
「もうすぐ勤務終わりなんですね」
「うむ、そうだ」
小さい姿で答えるクランだった。
「だからだ。これから学校に行きだ」
「ミシェルのところにですね」
「行かれてですね」
「少しあいつに言うことがある」
憮然とした顔を作ってだ。そのうえでの言葉だった。
「だからだ」
「で、その言うことですけれど」
「何なんですか?」
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