エピローグ3
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の携帯にだ。彼女からのメールが鳴った。
レミーは今アフリカにいた。そのサバンナでだ。
野生動物達を監視していた。その彼女にだ。
誰かが声をかけてきた。それは。
「話は聞いていたが」
「あら、会いに来てくれたのかしら」
「そうだ」
その通りだとだ。ブンドルは優雅に笑って応える。
「その為にここに来たのだ」
「あんたそういえば今は」
「仕事はしている」
「それは何なの?」
「美学者だ」
学者になったというのだ。
「それをしている」
「ふうん、そうなの」
「それの論文を書き別の名前で講義をし」
「大学にもね」
「教授も勤めている」
「本名は?」
「それはあえて隠している」
不敵な笑みでだ。こうレミーに告げる。
そしてだ。そのうえでだ。
また薔薇を掲げてだ。こう言った。
「そしてそれこそが」
「それでなのね」
「美しい・・・・・・」
この言葉をだ。ここでも出したのである。
「実にな」
「あんたも変わらないわね」
「私は普遍だ」
そうだというのだ。
「この美はな」
「まあ。元気でね」
「また会おう」
ブンドルは自然の美を見てからだ。そこから去ったのだった。
慎吾は怪我をした。だがそれから復帰してだ。今は。
病院で清掃員をしていた。その彼にだ。
カットナルがだ。こう声をかけた。
「何だ、奇遇だな」
「ああ、あんたか」
「うむ。知人の見舞いに来たのだが」
「それでここに来たんだな」
「そうだ。しかし貴様がいるとはな」
それはわからなかったというのだ。
「またそれは」
「そういえばあんたは」
「うむ、今はな」
「大統領になったんだったな」
そしてその国とは。
「ガメリアだったか?」
「そうだ。今は国家の為に貢献している」
「頑張ってるんだな、あんたも」
「そうしている。しかしだ」
「しかし?」
「貴様はどうなのだ」
こうだ。慎吾のことを尋ねたのだ。
「やはりこのまま」
「ああ、真面目に働くさ」
そうするとだ。慎吾は笑顔で話した。
「これからもな」
「そうか。ではお互いにな」
「頑張ろうか」
「そうするとしよう」
「オバもな」
「ハイデス」
そのオバもだ。慎吾と行動を共にしていた。
「私モコノ病院ニイマス」
「調理をしているのだな」
「ソウデス」
その通りだというのだ。
「マタ宜シクオ願イシマス」
「うむ、こちらこそな」
慎吾とカットナルは握手をした。そして。
「また会おう」
「そうして楽しくやろうな」
「御互いにな」
こう話してであった。彼等も笑顔で生きるのだった。
新世紀エヴァンゲリオン
シンジがレイに言っていた。場所は学校だ。彼等は第二東京市に戻っていたのだ。
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