エピローグ3
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も驚きを隠せなかった。
「俺なんてさすらいのメカニックをしながらな」
「私と一緒にね」
「リリスの仲間を探す旅に出るのに」
「そういうことしか考えてないのに」
「そう。あんた達はそうするのね」
「ペンタゴナも平和になったから」
それを聞いてだ。今度はアムとレッシィが驚きの顔を見せた。
「前から言ってたけれど」
「それを本当にやるの」
「ああ、色々考えたからな」
「そうするの」
また答える二人だった。
「じゃあな。また縁があればな」
「会いましょう」
こうしてだ。二人もだった。
旅に出ることを決めた。そして最後には。
ダバにだ。彼等が尋ねた。
「それでダバはな」
「どうするの?」
「ペンタゴナの大統領に推薦されていたけれど」
「それを受けるのか?」
「いや、俺は政治家にはならないよ」
その提案を聞いてだ。ダバは。
そのことを断りだ。こう言うのだった。
「俺は故郷に戻って」
「オリビーとなのね」
「一緒に暮らすのね」
「オリビーもようやく落ち着いてきたから」
彼のその横にだ。当のクワサンがいた。
そしてその彼女がだ。こう言うのだった。
「有り難う」
「元々こうすると決めていたから」
だからだとだ。こう言ってだった。
ダバは微笑みだ。仲間達に話した。
「ペンタゴナの人達の期待は嬉しいけれどね」
「それでもなのね」
「そうするか」
「そうさせてもらうよ。俺以上に大統領に相応しい人もいるし」
その彼に未来を託してだ。彼は自分の未来を選んだのだった。
そのダバにだ。フル=フラットが声をかけた。
「ではな」
「貴女はこれからは」
「何処かで静かに余生を暮らす」
そうするというのだ。
「このままな」
「そうするんですか」
「私の役目は終わった」
また言うフラットだった。
「後は。そうするだけだ」
「そうですか」
「では。機会があれば会おう」
ダバだけでなくだ。多くの者に話した。
「その時には楽しく飲もう」
「はい、ではその時は」
「一緒に」
こうしてだった。ダバは仲間達を別れてだ。クワサンと共に暮らすのだった。他の者達もだ。それぞれの新しい人生を歩みはじめていた。
機甲戦記ドラグナー
グン=ジェムは四天王の面々に言っていた。
「今度はだ」
「へい、あそこですね」
「あのピラミッドに入って」
「ああ、お宝を手に入れるぞ」
こうだ。ガナンとジンに応える。
「そうするからな」
「わかりました。それじゃあ」
「今度は」
「か、金は貰った」
ゴルはここでこう言った。
「また送ってくれた」
「有り難いね。スポンサーは」
ミンはゴルのその話に笑顔で述べた。
「まあテレビやネットでの中継つきだけれどね
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