エピローグ3
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。聖騎士だったら」
どうなるのか。チャムが話す。
「皆を護って戦わないとね」
「そういうことさ。だから俺もな」
「ここに残ってだな」
「御前さんと一緒にやらせてもらうぜ」
「そうね。それが一番ね」
マーベルもここで言った。
「皆で。そうしていきましょう」
「俺もだよな」
トカマクもいた。彼も生き残ったのだ。
「色々と大変だけれどやっていくか」
「そうだな。皆でな」
「頑張っていこうね」
ショウとチャムが笑顔で言ってだ。そのうえでこの世界のことを考える彼等だった。
ニーはシーラ、そしてエレと会っていた。その場でだ。
「では。これからこの世界は」
「そうです。それぞれの国から代表を出し」
「連合して統治することになりました」
そうなったとだ。二人の女王は話すのだった。
「各国の王から代表を順番で選び」
「そのうえで」
「そうですか。つまり連合王国ですね」
リムルがそれを聞いて言った。
「これからの私達は」
「そうだな。地球にもあったな」
「そうした国になっていく」
エイブとカワッセもそうだと話す
「これからのバイストンウェルはだ」
「最早群雄割拠ではなくなる」
「ドレイクが出たこと」
ニーはこのことから言う。
「そのことを忘れずに」
「そうよね。より平和な世界にする為に」
キーンもここで言った。
「世界を作り変えていくのね」
「それがいいね」
ガラリアはその考えに賛同を見せた。
「折角平和を掴み取ったんだから」
「私もそう思う」
バーンも同じ意見だった。
「最早だ。無益な戦いはだ」
「避けなければならない」
ニーはまた言った。
「その為にだ」
「そうした国にしていくことが必要だな」
「そうだな。そしてバーン」
ニーは今度はバーンに問うた。
「御前はもういいのか」
「ショウ=ザマのことか」
「今更だったか。この問いは」
「そうだな。そうなるな」
微笑みだ。バーンもそうだと返す。
「今の私にとってはな」
「ではこれからは」
「一人の騎士として生きる」
これがバーンの選んだ選択だった。
「そしてこの世界の為にだ」
「働いてくれるんだな」
「及ばずながらそうさせてもらう」
「有り難いよね、黒騎士も協力してくれるなんて」
「そうだよね」
ベルとアールがこう話す。
「敵だったらおっかなかったけれど」
「味方だと心強いから」
「思えば因果なものだ」
ここで自嘲めいたものも見せるバーンだった。
「かつてショウ=ザマを憎悪していた私が奴と協力するとはな」
「ですがそのことをです」
「今の貴方は」
「はい、受け入れました」
その通りだとだ。バーンはシーラとエレにも答えた。
「それが私の選んだ道です」
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