エピローグ3
[12/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れるために。
そのソロシップの中でだ。ルウがシェリル、そしてギジェと話をしていた。
ギジェは過去を懐かしむ顔でだ。こう言ったのだった。
「過去を見るのもいいが」
「そうね。未来を見るのもね」
「決して悪いことではないわね」
「そう。、だからだ」
ギジェガここでまた言った。
「いいことだと思う」
「ギジェ、貴方も何か」
「変わったか」
「ええ、変わったわ」
微笑んでだ。ギジェに答えたのだった。
「いい意味でね」
「それは有り難いことだな」
「だからこれかもね」
「わかっている。これからは」
「皆で」
「手を握り合っていよう」
こうしてだった。ギジェも新たな道を歩むのだった。地球の者達と共に。
トップを狙え!
ノリコはだ。宇宙にいた。エクセリオンの中にだ。
そしてその中の自室でコタツに入りながらカズミ、ユングと話をしていた。
「やっぱりこたつってね」
「いいわよね」
「こうして中に入って」
にこにことして話すのだった。
「蜜柑を食べるのがね」
「最高の幸せよね」
「それに漫画とゲームね」
ユングもにこにことして話す。
「この組み合わせがね」
「やっぱり最高よね」
「私達は元の任務戻ったけれど」
太陽系の防衛にだ。それにだった。
「それでも。こうしてね」
「そうですよね。休みの時にはこたつに入って」
「英気を養っておかないと」
「そうね。大きな戦いは終わったけれど」
それでもだと話すカズミだった。
「私達のお仕事はね」
「まだまだこれからですから」
「頑張っていかないとね」
こんな話をしながら今はくつろぐ彼女達だった。
そこにはタシロと副長もいた。エクセリオンの艦橋に。
そこでモニターを眺めつつ。タシロは言った。
「今日もだな」
「はい、平和ですね」
「このまま平和が続いてくれることを願う」
こう言うのだった。
「ずっとな」
「私もです」
「ささやかな願いだがな」
「確かな願いですね」
「そうだな。そんな願いだ」
彼等は今優しい顔で願っていた。未来の幸せのことを。
大空魔竜ガイキング
サンシローはピート、リー、ブンタ、そしてヤマガタケ等と飲んでいた。
その中でだ。彼はこう言った。
「今年はこれでな」
「二十勝だったな」
「やりますね」
リーとブンタが彼のその言葉に応えて言う。
「肩は大丈夫か」
「もう」
「ああ、肩も腰もな」
絶好調だというのだ。
「膝も肘も万全だぜ」
「だが無茶はするな」
ピートは彼にそのことは注意した。
「それはな」
「ああ、わかってるさ」
サンシローもピートのその言葉に頷く。
「また無茶をしたらな」
「同じだからな」
「俺は野球選手として生きる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ