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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ2
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よな」
 言うのはこのことだった。
「どうもな」
「それがいいんじゃない」
 さやかはその甲児にこう言った。
「戦っていないってことだから」
「それもそうか」
「そうよ。それに身体がなまるんだったら」
「喧嘩?」
「それでやんすか?」
 ヌケとムチャがここで言う。
「兜にそんなこと言ったらそれこそ」
「大変でやんすよ」
「その通りだわさ。こいつはすぐ暴れたがるだわさ」
 ボスもそのことを指摘する。
「だから喧嘩はボスが相手するだわさ」
「駄目よ、そんなの」
 さやかがそのボス達をすぐに止める。
「だから。スポーツでね」
「スポーツなあ。じゃあ今から陸上でもするか?」
「マラソンでもしたら?身体がなまるんなら」
「ああ、そうするか」
 甲羅児もこう応える。そんな話をしてからだ。
 研究所に戻るとだ。シローが兄に言ってきた。
「お帰り、博士達がさ」
「んっ、どうしたんだ?」
「新しい発明考えたんだって」
 そうなったというのだ。
「弓博士と一緒にね」
「パパが?」
「そうだ。実はだ」
 その弓博士が出て来た。後ろには三人の博士達もいる。
「画期的なものができたのだ」
「空気から水を作る機械じゃよ」
「それの改良版がな、今日な」
「完成したのじゃよ」
 せわし、もりもり、のっそりの三人の博士達が笑顔で話す。
「それから真空から大気を造る技術もじゃ」
「これでコロニーも随分と楽になるぞ」
「どうじゃ、凄いじゃろう」
「ああ、確かにな」
 甲児もだ。その話を聞いてだ。
 笑顔でだ。こう返すのだった。
「何か凄い話だよな」
「そうだわさ。もうこれからはだわさ」
「コロニーは今まで以上に楽になるでやんすよ」
「何よりですよね」
 ボス達も笑顔で話す。
「いや、平和になってだわさ」
「そんな凄い発明が出て来るでやんすな」
「これからは」
「そうだ。平和になって終わりではない」
 それは弓博士もわかっていた。
「これからだ」
「ああ、じゃあ俺もな」
「私達もね」
 甲児もさやかも笑顔で話す。
「これからもな」
「平和の為に頑張るわ」
 マジンガー達を見ての言葉だ。魔神達は今度はだ。平和の為にその力が使われるのだった。

グレートマジンガー
 鉄也はジュンに話していた。
「さて、俺はこれからはな」
「どうするの?」
「甲児君や大介さん達と同じだな」
「平和の為にね」
「ああ、働いていく」
 そうすると決めたのだった。
「具体的にはグレートマジンガーで」
「あれを使って?」
「作業をしていきたい」
「戦いに使ったあの力で」
「今度は平和や発展の為に築いていきたい」
 そうした建築物をだというのだ。様々な。
「美術館や博物館もな」

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