エピローグ2
[9/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
ルイスは沙慈にこんなことを言ってきた。
「私ね」
「ルイスは?」
「あの時、ガンダムに襲われた時」
ネリーのだ。理不尽な襲来を受けた時のことだ。
「許せなかった。憎んだわ」
「そうだよね。君のその手は」
「ええ、なくなってしまって」
それ故にだ。憎んだというのだ。
「家族も何もかもを失って」
「けれどそれでもだったね」
「こうして。また沙慈と一緒にいられて」
「僕と」
「よかったわ」
こう言うのであった。
「だから。これからは」
「うん、二人で」
「生きていきたいの」
彼を観て。そのうえでの言葉だった。
「それでいいかしら」
「僕も」
そしてそれはだった。
「僕もそうしていきたいよ」
「沙慈も?」
「だから。これからはね」
「ええ。二人で」
「生きていきましょう」
こんなことを話してだ。彼等もだった。
二人で未来を見ていた。明るい未来を。
刹那はロックオンと共にいた。その彼に言うのだった。
「戦いは終わったな」
「この世界でもな」
「ああ。しかしな」
「まだだ」
刹那は無表情のまま応えた。
「俺達はまだだ」
「戦わないとならないか」
「いや、見るのだ」
「見る?」
「確かに戦いは終わった」
刹那もこのことは認める。
「しかし。この戦いが終わっただけでだ」
「別の戦いはか」
「また起こる。その時にだ」
「俺達が必要か」
「戦う必要がある」
それでだというのだ。
「俺達はこうしてだ」
「ガンダムマイスターであり続けなければならないか」
「そういうことだ」
「わかった」
ここまで聞いてだ。ロックオンもだ。
静かに頷き。そうしてだった。
「じゃあな」
「行くぞ」
「わかった」
こうしてだった。二人は次の戦いを見ているのだった。
スメラギはだ。その彼等が乗る舟の中でだ。
フェルトにラッセ、イアンにミレイナに話すのだった。
「さて、連邦軍に入ることになったけれどね」
「それでもですよね」
「結局のところやることはですね」
「同じですよね」
「そういうことですよね」
「そうよ。ガンダムマイスターと一緒にね」
戦うというのだ。
「そうするわよ」
「戦いがなくとも任務を続けるですね」
「それが平和を守る為にすること」
「だからですよね」
「それで」
「そういうことよ。じゃあ出航よ」
スメラギは笑顔で告げた。
「偵察エリアにね」
「了解」
「わかりました」
こんな話をしてだ。彼等も任務に向かうのだった。平和を守る為に。
マジンガーZ
甲児は学校でだ。
さやかとボス達にだ。こんな話をしていた。
「平和だとなあ」
「平和だと?」
「何かあるだわさ?」
「身体がなまる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ