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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ2
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「軍で働かせてもらっていいだろうか」
「是非共」
 それで頼むとだ。ビリーも言葉を返す。
「今はね」
「僕の力が必要だから」
「そう。今の軍には君が必要だ」
 また話すビリーだった。
「だから」
「うん、それじゃあ」
「これでだな」
 ここでグラハムが出て来て言う。
「軍にとってはかけがえのない人物が残ってくれることになった」
「それは君もだ」
 ビリーはそのグラハムにも告げた。
「君も軍には必要なのだ」
「私もか」
「そうだ、、必要だ」
 こう彼に告げるのである。
「是非共だ」
「私はそれは」
「いえ、その通りです」
「そのおとはです」
 ハワードとダリルもそうだというのだった。
「ですから隊長もです」
「軍に残って下さい」
「さもないとな」
 ジョシュアもややシニカルな笑みだが彼に言った。
「こちらとしても張り合いがないからな」
「張り合いか」
「そうさ、それがなくなるからな」
 だからだというのだ。
「軍に残りな」
「そこまで言ってくてれるのなら」
 残るとだ。彼も頷くのだった。軍には人材が戻ってきていた。
 パトリックは晴れてだ。カティとの結婚式を迎えていた。その晴れやかな場にだ。
 セルゲイとアンドレイも来ていた。そのうえでだ。
 笑顔でだ。こう話をするのだった。
「戦いが終わればだ」
「その後は」
「もう二度と戦争をしたくなくなる」
 セルゲイはこう我が子に話す。
「だがそれでもだ」
「戦いはまた起こる」
「そうだ。しかし」
「それでもだね」
「人はこうしたことも育んでいく」
「幸せをだね」
「だから御前も」
 そのだ。我が子を見ての言葉だった。
「やがてはああして」
「ははは、そうだね」
 アンドレイも屈託のない顔で父に応える。
「幸せになるよ」
「それを見てからだ」
 セルゲイは優しい笑みになっていた。その笑みでの言葉だった。
「私も軍を退こう」
「軍を?」
「老人の役目は終わった」
 だからだというのだ。
「それならばな」
「そうなのか。父さんは」
「あくまで御前が幸せになったその後だ」
 その後でだと。また言う彼だった。
「早くいい相手を見つけるのだな」
「そうさせてもらうよ」
 そんな話をしながらパトリック達を見ていた。その彼等は。
 パトリックがだ。カティを両手で抱きかかえてだ。こう言うのだった。
「じゃあ閣下、これからは」
「待てパトリック」
 ウェディング姿の彼女は恥ずかしそうに彼に言う。
「いきなりこんな抱き方はないだろう」
「あれっ、駄目ですか?」
「駄目ではないが」
 顔を赤らめさせてだ。それは否定した。
「しかしだ」
「しかし?」
「御前は大胆過ぎる」
 こう言って
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