エピローグ2
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うえで彼等に言うのである。
「竜崎一矢、そしてエリカよ」
「リヒテル、御前もまた」
「歩まれるのですね」
「そうだ。御前達は御前達の道を歩み」
そのだ愛によって築かれる未来をだというのだ。
「余もまた進もう」
「バームと地球の未来にだな」
「そうだ。そうする」
こうメルビにも答えるのだった。
「それが余の出した答えだ」
「そうだ。君はそうするべき男だ」
「バルマーと地球の為にだな」
「歩むことだ。では私もだ」
そのだ。ハレックもだというのだ。
「共に歩もう」
「ではお嬢様」
マルガレーテがエリカに言う。
「これからも」
「はい、そうしましょう」
「一矢さんとお二人で」
「歩いていきます」
「じゃあエリカ」
一矢もだ。晴れやかな笑顔で彼女に言う。
「俺達はこれからも」
「例え何があろうとも」
「一緒だ」
「はい、永遠に」
二人で言い合いだ。笑みを浮かべ合うのであった。地球とバームの未来もこれからだった。幸せな、本当の意味でのそれがはじまるのは。
エピローグ2 完
2011・7・16
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