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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ2
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歩きはじめるのだった。

超電磁ロボコンバトラーブイ
 四ッ谷博士がロペットに言っていた。
「コンバトラーはこれからな」
「災害や復興支援や救護活動に使うんですね」
「それと惑星開発じゃ」
「戦い以外の目的にですよね」
「戦いが終わってそれでお役御免ではない」
 博士は楽しそうに話す。
「むしろじゃ」
「これからですか」
「あの連中の働きもこれからじゃ」
「コンバトラーチームも休めませんね」
「いやいや、今は安んでもらう」
 このことはしっかりと言う博士だった。
「しかし。それでもじゃ」
「まだまだ働いてもらうんですか」
「勿論御前もじゃ」
 ロペットにも言うのだった。
「これからじゃ」
「働くんですね、私も」
「嫌か?」
 ロペットの声の調子からだ。何となく察して問うたのである。
「嫌なら別にいいが」
「いえ、私がいないとコンバトラーは合体できないじゃないですか」
「ならばじゃな」
「はい、私も一緒です」
 こう言うロペットだった。
「皆さんと」
「うむ、それでこそれじゃ。それでじゃ」
「それで?」
「飲むか?」
 言いながらだ。酒と杯を出してきた。
「美味いぞ、これは」
「私ロボットだから飲めませんよ」
「ははは、そうじゃったな」
「そうですよ」
 こんな話をしてだった。彼等もこれからを見ていた。
 そしてコンバトラーチームは。今海辺にいた。
 そこで制服姿で並んで立ってだ。それぞれ言うのだった。
「戦い終わったなあ」
「そうですたい」 
 大作が十三の言葉に応える。
「けれど問題は山積みですたい」
「そや。だからわい等まだまだ働らかんとあかん」
「そうです。だからですね」
 小介もここで話す。
「また。僕達は」
「コンバトラーと一緒にやな」
「働くことになりますばい」
「そういうことです」
「じゃあ豹馬」
 ちずるはその豹馬に対して言った。
「これからもね」
「ああ、一緒にな」
「ずっと一緒よ」
 ここでだ。ちずるは強く出た。
「私達ずっと一緒だからね」
「わかってるよ。俺だってな」
「豹馬も?」
「ずっと一緒にいたいからな」
 こうだ。ちずるに対して言うのである。
「ちずるとな」
「えっ、それって」
「いいよな、それで」
 豹馬はその顔を少し赤くさせてちずるに言った。
「俺と。一緒にいてくれて」
「うっ、うん」
 ちずるの顔は真っ赤になっていた。その真っ赤になった顔で。
 豹馬のその言葉に頷いて。それからだった。
「ずっとね」
「ああ、いような」
 二人もやっとだった。お互いに言えたのだ。未来を見ながら。

超電磁マシーンボルテスファイブ
 ハイネルがだ。健一達に言っていた。
「では余はだ」
「こ
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