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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百二十八話 最後の戦いへ
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けています」
「そちらは万全です」
 トダカとキサカは政治にも関わっているのだった。
「アズラエル財団、そしてドクーガの方々です」
「喜んで約束してくれました」
「そっちの方が重要なんじゃないの?」
「ひょっとして」
 また言うルナマリアとメイリンだった。
「そっちは簡単に話がついて」
「カガリの方はなのね」
「いやあ、こっちも困ってるんだよ」
 本気で困った顔で腕を組んで言うユウナだった。
「カガリだよ。そう簡単に来てくれる人いないからね」
「いつも思うが本人を前に滅茶苦茶言ってくれるな」
「頭が痛い話だよ」
 まだ言うユウナだった、
「まあそれでも。希望はあるからね」
「希望は掴み取るものです」
「何があろうとも」
 トダカとキサカの目は完全に座っている。
「では。この戦いの後は」
「早速動きましょう」
「作戦名は何にしようかな」
 ユウナはすっかり乗り気である。
「バルバロッサにしようかな」
「パグラチオンではどうでしょうか」
「それともオーバーロードで」
「こりゃアスランも大変だな」
 そんな彼等を見て呟くシンだった。
「そのうち頭がマジで禿げるな」
「真剣に育毛が必要かもね」
「そうかも」
 ルナマリアとメイリンもこんなことを話す。
「まだ十代なのに」
「それでも禿げるのね。アスランって」
「十代でも禿げる場合は禿げる」
 レイは恐ろしい現実を言葉に出した。
「二十六でもうきているケースもある」
「怖いな、そりゃ」
 話を聞いて本気で言うシンだった。
「髪の毛の話はな」
「しかしその話もね」
 ここでこんなことを言うユウナだった。
「生き残ってからだからね」
「そうだよな。じゃあまずは絶対に生き残るか」
 シンの目が鋭くなった。
「それで俺はステラとな」
「一緒になるんだな」
「ああ、そのつもりさ」
 笑顔でカガリにも話すシンだった。
「今から楽しみだぜ」
「では生き残るとしよう」
 レイがシンに言う。
「幸せの為にもな」
「幸せの為に生き残るんだな」
「幸せは生き残ってこそだ」
 こう話すレイだった。
「だからだ」
「そうか。それじゃあな」
「生き残ろう」
「ああ、わかったぜ」
 笑顔で応えるシンだった。彼もまた最後の戦いに赴く心構えをしていた。
 コンバトラーチームもだった。彼等も彼等で話をしていた。
「色々あったわ」
「そうたいな」
 大作が十三の言葉に頷いていた。
「生きるか死ぬかの戦いばかりだったたい」
「ほんま何度死ぬかって思うたか」
 こんな話をするのである。
「そんなんばっかりやったで」
「そうですね」
 小介も二人のその言葉に頷いて言う。
「これまで僕達が生き残れたのは」
「皆がいたから
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