第百十八話 死んだ筈の男
[7/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
死に弐号機に叫ぶ。
「ここで動かないとどうするのよ!」
「このままじゃ量産型に!」
「やられるで!」
そのことをすぐに察しただった。二人はだ。
すぐに自分達のエヴァを前に出そうとする。しかしだった。
彼等のエヴァもだ。ここでだった。
「!?動かない!?」
「こっちのエヴァもかいな!」
「そんな、ここで動かないと!」
「アスカがやられるやろが!」
「動け!動いてくれ!」
「どないしたんや、これ!」
三人共だ。狼狽を覚えた。そこにだ。
アスカに量産型が迫る。しかしここでだ。
ロンド=ベルが来た。そうしてだった。
「皆無事!?」
「ミサトさん!」
「シンジ君!」
ミサトはまずは彼の名前を呼んだ。
「大丈夫!?」
「は、はい!」
シンジはすぐにミサトに答えた。
「僕は大丈夫です!」
「トウジ君!」
「何とか生きてるで!」
トウジもすぐに答える。
「俺はな!」
「アスカ!」
「どういうことよこれ!」
これがアスカの返事だった。
「どうして動かないのよ!」
「エヴァが動かない!?」
「そうなのよ!」
こう返すアスカだった。
「これってどういうことよ!」
「ここはね」
「ええ、そうね」
ミサトはリツコの言葉に頷いた。そうしてだ。
そのうえでだ。彼女は決断を下したのだ。
「ここはです」
「どうしますか?」
「三機のエヴァは回収するわ」
こうシゲルに答える。
「そうするわ」
「わかりました。それじゃあ」
「量産型は私達で迎撃するわ」
敵はだ。そうするというのだ。
「それでいいわね」
「了解!」
シゲルはすぐに答えた。
「それならすぐに」
「急いで。アスカが危ないわ」
今まさに量産型の群に攻められようとしていた。それを見てだ。
「だからね」
「了解です」
「それなら」
こうしてだった。彼等はだ。
すぐにエヴァを回収してだ。そのうえでだ。
量産型にだ。出撃するのだった。
「この連中がか」
「あれなんですね」
黄金と綾人が彼等を見て言う。
「エヴァの量産型か」
「それなんですね」
「ええ、そうよ」
その通りだと彼等に答えるミサトだった。
「彼等がね」
「誰も乗っていないんだな」
アポロがこのことを尋ねた。
「そうなんだな」
「ええ、そうよ」
そのことも話すミサトだった。
「シンジ君達のエヴァとはあそこが違うのよ」
「そうだったよな」
「言うならね」
どうかというのだ。量産型は。
「生きている破壊マシンよ」
「そうなのか」
「それがあの量産型」
「ええ、そうよ」
今度はシリウスとシルヴィアに話すミサトだった。
「それが量産型なのよ」
「厄介な存在だな」
不動の言
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ