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吾輩は猫である
無印前
吾輩、過去を語る 続
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「あ、ごめんそれ温かい飲み物だったわ」
「」
「返事がない、ただの屍のようだ。……邪魔だから持って帰るか」


あの時のロリとショタがなんかコントをしていた。相変わらずショタの方は鬼畜のようである。
そんなとこに憧れるぅぅぅ! 痺れるぅぅぅ!
まあ、そんな事する相手もいないんだけどな。



86〜120日目


それから海鳴を喰いながら練り歩いていた。すると、神社を発見した。
俺は好奇心に負けて、神社に入った。
神社は丘の上にあり、特に目立ったところもなくごく普通の神社だった。


つまらないっと思ったとき、それは目に入った。神社の縁側でこちらをジッと見ている狐が1匹いた。


『誰?』
『カオスです』
『かおす?』
『はい。ただの大喰いな野良猫です。そちらは?』
『久遠』
『久遠か〜いい名前だな』
『うん。大事な人から貰った名前』


この子はどうやら久遠と言うらしい。


「久遠〜 久遠〜。あ、久遠ここにいたのね。ん? その猫は誰? 久遠のお友達?」
「今友達になった。彼はかおす。大食いな野良猫だって。」


しゃ、喋ったあぁぁぁぁぁぁぁ!


「あら、そうなの? 最近の野良猫って名前持ってるんだ……。カオスか……猫も厨二病を発症するんだ……」


失礼な。こんなにかっこいい名前なのに……恥ずかしくないよね?
そんなことより……


『久遠! お前言葉を話せるのか!! てかお前何もんだよ!』
『妖狐だからこれくらい普通』
『妖狐……だとッ……!』


妖狐! 妖狐だって! 何この世界! ほのぼの現代物語な世界かと思ったら妖怪大戦争の可能性ありありの世界だったでござる。
お、俺もこの世界じゃ妖怪扱いされるのか?


『久遠、他には何か珍しいこととかあるか?』
『例えば何?』
『空を飛べる〜とか、魔法が使える〜とかそんなこととかないか?』
『魔法は分からないけど私空飛べる』


さすが妖狐、素晴らしいです。
いいな、俺も飛んでみたい……飛行機でも喰うか? てか鳥喰ったからなろうと思えば羽生やせるかもしれん。


『他には退魔師とか超能力とかある』


あらやだ、予想以上に殺伐とした世界だった。


『実は俺もただの猫じゃないんだ』
『うん、知ってる』


え? もしかして妖狐だから俺の異常さが解るのか? さすが妖k『変な猫』前言撤回この妖狐完全に俺のことを舐めてやがる。


『変っていえばたしかに変だが……あれ? 合ってる?』


あれ久遠の言ってること間違ってない? 解せぬ。


「久遠、今日のお昼はきつねうどんd「今すぐ行く」ちゃんと手を洗ってきてね」


ん? 手を洗う
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