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吾輩は猫である
無印前
吾輩、猫である
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日の夕飯はどうやら本マグロの中トロらしいにゃ』
『よし今日は泊まっていこう』


今夜はご馳走のようだ……じゅるり。
おっとよだれが。




そして夕飯の時間である。
なぜ端折ったかって? 猫同士がじゃれあって、疲れたから陽の当たるところで昼までにゃんこ溜まりでぐっすり寝てたことなんて書かなくってもいいであろう?


「みんな〜ご飯だよ〜〜」


二人の女性が夕飯を持ってやって来た。小さな少女と美しいメイドである。
この小さな少女こそこの屋敷の猫たちの主人である。名は月村すずか嬢という。無類の猫好きで有り猫屋敷になったのはだいたいこいつのせいである。隣にいるメイドはノエルというらしいなんか人の匂いがしないなんでだ?


「あれ? クロ?」


いいえカオスです。


「なんでここにいるんだろ? なのはちゃんのとこに行かなかったの?」


はい。モンプ〇とマグロが吾輩を呼んでたのである。さあ、早くメイドさんが持っている皿を吾輩にくださいお願いします。


「野良だからしかたないのかな? クロも夕食食べていってね〜♪」


メイドさんの持っていた皿が吾輩たちの前に置かれた。
うひょーーー! うまそうなマグロじゃないですか!
しかも、どうやらマグロの切り身ではなくブロックまるまるだ。
いただきます。


ハムハム!モグモグ!ムシャムシャ!グチャグチャ!!


「( ゚Д゚)ニャー!!(ウマー!!)」


うまい! うますぎる!! これが本マグロなのか!!
周りの猫も一心不乱にかぶりついている。


「もう、みんながっつきすぎだよ。クロもまだおかわりがあるから落ち着いて食べてね」


おかわりがあるとな!


「うわ! 食べる早さが増した!」
『おやびん! あっしらの分も残してくださいにゃ!』


吾輩の食欲は止まらない!












美味かった。とにかく美味かった。
吾輩もうこの館の飼い猫になろうか真剣に悩んでしまいそうだ。もう……なってもいいよね?













一方その頃


「ぐすん……クロ〜どこなの〜……」


なのはは泣いていた。








今日の食事

モン〇チ
モン〇チ(ゴールド)
本マグロの中トロ





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