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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九十八話 人形の末路
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ていうのか」
「じゃあ姫さんも」
「俺達と同じく」
「まさか」
「はい、戦います」
 こう答えるのだった。
「そうさせてもらいます」
「姫様」
 そのアルマナにだ。ルリアが声をかけた。
「御見事です」
「有り難うございます、アルマナ」
「では及ばずながら私も」
「共に歩んでくれるのですね」
「是非。そうさせてもらいます」
 こうアルマナに話すのだった。
「決意させてもらいました」
「左様ですか」
「はい、その様に」
 二人が誓い合うとだった。彼もであった。
「姫様のお覚悟は」
「バラン、貴方もですか」
「はい、このバランもしかと受け取りました」
 こう言うのであった。
「バラン=ドバンとペミドバン」
「貴方だけではなくですね」
「左様です、陛下と姫様の為に」
 こうアルマナに言うのであった。
「生命を懸けて戦うことを誓います」
「頼りにさせてもらいます」
 アルマナはバランだけでなくルリアも見ていた。
「貴方達のことを」
「はい、是非共」
「そうして下さい」
 こうしてであった。彼等も誓い合うのだった。
 そしてだ。アルマナはロンド=ベルの面々と向かい合う。そうして言うのであった。
「セレーナさん」
「あら、私なの」
「はい、そして皆さん」
 優しい微笑みでだ。彼等に話すのだった。
「また何時か会える日を楽しみにしています」
「ええ、こっちもね」
 セレーナも微笑みで応えた。
「そうさせてもらうわ」
「それではまた」
「行くんだな、あんたも」
 トウマはバランに声をかけた。
「また」
「トウマよ」
 バランもだ。彼に対して言う。
「御主の拳とわしの鉄球」
「ああ」
「武人として雌雄を決したかったな」
「そうだな」
 トウマはここで微笑んでだ。バランに言葉を返した。
「是非共な」
「しかしそれは戦場では叶わぬな」
「残念だけれどな」
「この後御主等とわし等がどの様な道を行くかは知らぬ」
 それはわからないというのである。
「だが」
「ああ、それでもだな」
「御主等が帝国とわしの前に立ちふさがることになれば」
「その時こそだな」
「雌雄を決しようぞ」
「じゃあ。またな」
「うむ、また会おうぞ」
 こうしてだった。アルマナ達はロンド=ベルの面々と別れた。そしてだ。
 そのうえでだ。マスターアジアとシュバルツもであった。
「ではわし等もだ」
「帰らせてもらおう」
「師匠、兄さん」
 ドモンが二人に声をかける。
「地球に戻るんだな」
「うむ、地球にも守りが必要だ」
「だからこそだ。帰らせてもらおう」
「そうか、それじゃあな」
「またな」
「会うとしよう」
 こうして彼等も地球に帰ろうとする。しかしだ。 
 ふとだ
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