第九十七話 サイコドライバー
[10/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
軍の戦いがはじまる。そこでまた、だった。
ハザルがだ。リュウセイに対して言うのであった。
「あれだけ痛めつけてやったというにか!」
「あれ位でやられてたまるか!」
これがリュウセイの反論だった。
「俺は諦めねえ!」
「諦めないというのか」
「そうだ、何度倒されようとも!」
「その通りだ!」
レビも言う。
「俺達は!」
「この生命ある限り立ち上がり」
「手前に俺達の受けたこの痛み!」
「倍にして返そう!」
「ならばその心をだ!」
ハザルも前に出て言う。
「この戦いで完全に砕いてくれる!」
「行くぞハザル!」
パンプレイオスがだ。まずはミサイルを出した。
「リュウ、あれか」
「ああ、あれだ!」
こうライに返す。
「あれでまずは!」
「わかった、それではだ」
「テレキネスミサイル!」
無数のミサイルが一旦上に放たれ。そこから分かれてだ。
雨となって降り注ぎ。それでヴァイクランを撃つ。
「くっ、これは!」
「これならどうだ!」
リュウセイはミサイルを放ったうえでハザルに問うた。
「これならな!」
「ふん、程度ではだ!」
「まだやるってんだな!」
「そうだ、俺に敗北はない!」
こう言ってのことだった。
「俺に敗北なぞあってはならんのだ!」
「!?」
「あれは!」
ここでだ。ブリットとクスハが声をあげた。
「サイコドライバーの力!?」
「それを!」
「俺はハザル=ゴッツォ!」
己の名を口にした。
「シヴァー=ゴッツォの息子!」
「駄目だ、リュウセイ!」
「避けて!」
二人はすぐにリュウセイに注意を促した。
「今のあいつは」
「危険よ!」
「何っ!?」
リュウセイもだ。今それを感じ取ったのだった。
「この力は」
「父上の銀河制覇の力となるサイコドライバーだ!」
ハザルからだ。無限と思われるエネルギーが放たれてだ。そしてだった。
「あの力をまた」
「ここで出すというのか」
「あの男!」
リュウセイだけでない。ライもレビも言う。
「あの力は」
「どこまであるんだ!」
「見せてやる!」
ハザルは力を出しながら叫ぶ。
「俺のサイコドライバーの力を!」
「避けろ!」
「危険よ!」
ブリットとクスハがまたリュウセイに告げた。
「さもないとあの力で」
「リュウセイ君も!」
「いや、違う!」
しかしだった。ここでリュウセイは言った。
「俺は避けない!」
「何っ、けれどそれは」
「死ぬわ!リュウセイ君が!」
「大丈夫だ!俺は死なない!」
こう二人にも、仲間達にも言うのだった。
「そしてハザル!」
「何だ!」
「そんな力は必要ない!」
こう叫んでだ。そしてだった。
リュウセイはバンプレイオス
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ