第九十七話 サイコドライバー
[8/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ルマー戦役から封印戦争」
「そしてその後の冥王星での戦いから今までか」
クォヴレーも続く。
「全ての戦いは」
「一本の線で結ばれているな」
また言うヴィレッタだった。
「銀河の中心と辺境に分かれた二つのガンエデンによって」
「二つのガンエデンか」
「それによってか」
「私達の全ての戦いは一つに」
「結ばれていたんだ」
「ゼ=バルマリィと地球」
アルマナは考える顔になっている。
「この二つの星にどの様な因果があるのでしょうか」
「今はな」
だがここでだ。リュウセイが意を決した顔で言った。
「そんなことはどうでもいい」
「それはですか」
「どうでもいいと」
「ああ、次の戦い」
言うのはその戦いのことだった。
「それに勝たないとな」
「はい、その通りです」
これまで沈黙していたシュウが出て来て話す。
「何にもなりません」
「ゴラー=ゴレムは全戦力で来る」
ヴィレッタはそのリュウセイを見て話す。
「そこがリュウセイにとっても正念場になる」
「俺の、なんだな」
「いいか、リュウ」
ライも普段以上に真剣だ。
「この戦い必ずだ」142
「ああ、勝つ」
こう話してだ。彼等は宴の後で出撃した。そしてだった。
「来いゴラー=ゴレム!」
「こっちは準備万端整ってるんだ!」
「何時でも来やがれ!」
「やってやらあ!」
「宇宙に帰ることはできた」
ヒイロはそれはいいとした。
「だが。生きて帰るのはだ」
「これからだな」
「そうだ」
こうマサキにも言うのだった。
「全てはそれからだ」
「へっ、じゃあやってやるぜ!」
マサキも気合が入った。
「あの銀髪野郎をぶっ潰してな!」
「マサキも本気だニャ」
「気合充分だニャ」
「当たり前だ!ここは死に場所じゃねえ!」
マサキはクロとシロにも言う。
「絶対に生きて帰るからな!」
「そうだな。じゃあ俺もだ」
霧生もいる。
「ゴラー=ゴレムの奴等全滅させてやるぜ!」
「しかし。何かこの三人もねえ」
ここでミオがこんなことを言った。
「似てるよね」
「そうですなあ」
「何か外見は違っても」
「中身は同じ」
三匹のカモノハシ達が言う。
「まさにその通り」
「いや、見れば見る程」
「そっくりなこの三人」
「だからそれは言うなよ」
マサキもこの三匹のファミリアにはバツの悪い顔になる。
「それ言ったらおしまいだろうがよ」
「そういえば私もだニャ」
「おいらもニャ」
そしてそれはクロとシロもなのだった。
「マリーメイアさんと」
「カトルとだニャ」
「だから言うなって。そもそもクロなんてそっくりさんどれだけいるんだよ」
こう言うとだった。何故かカズミがこんなことを言った。
「それ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ