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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九十四話 炸裂!神雷
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ないんだったらな」
「僕達が飲むよ」
「それでいいな」
 こう言う三人だった。
「で、どうするんだ?」
「それでだけれどさ」
「飲むのか」
「ああ、もういいよ」
 体よく断るトウマだった。
「そっちはな」
「何だよ、美味いのによ」
「身体にもいいのに」
「勿体ない」
「ああ、悪いけれどな」
 またこう言う彼だった。
「あんた達に譲るな」
「そうか。それじゃあな」
「僕達が貰うね」
「そうする」
 三人も言う。
「こんなに美味いジュースないのにな」
「勿体ないよ」
「そう、飲まなければ損」
「ちょっとな」
 トウマもその三人に応える。
「さっき飲んだしな、もう」
「普通のなんか飲んでも面白くないだろ」
「そうだよ。折角の特製ジュースなのに」
「最高の一品」
「あの連中は違う」
 また言うブレラだった。
「特別だ」
「人間だよな、普通の」
「そうはなっている」
 しかしというのであった。
「だが頑丈さは明らかに違う」
「コーディネイター以上に頑丈よ」
 プロフェッサーがここで言う。
「調べたけれどね」
「やっぱりそうなんですか」
「頑丈さと身体能力は尋常じゃないわ」
「じゃあ一種の超人なんですね」
「そうよ。そういうところだけはね」
 こう話すのであった。
「普通ではないわ」
「ううん、何なんでしょう」
 樹里もそこが疑問だった。
「あの三人って」
「絶対に普通の人間じゃないけれどね」
「それは間違いないよな」
 ジョージとグレンもそれは感じ取っていた。
「けれど。何者かっていうと」
「普通じゃないのはわかっても」
「僕より体力ありますよ」
「僕よりもだ」
 プレアとカナードがこう話す。
「反射神経だってそうですし」
「尋常なものじゃないから」
「多分だけれど」
 ジェーンがここで自説を展開する。
「あの三人はそもそもがそうした能力が傑出してるのよ」
「そいうなのか」
「ええ、多分ね」
 ミナにも述べる。
「そういうタイプの超人なのよ」
「じゃあ薬なんて使わなくても」
 ジャンも言う。
「元々ああだったのか」
「薬物投与は必要なかったか?」
「それでは」
 ミハイルとバリーが話す。
「アズラエルさんはそれならどうして」
「薬物投与をしたんだ」
「まあ色々ありまして」
 そのアズラエルの言葉だ。
「コーディネイターに匹敵するだけの力を発揮してもらいたくてです」
「いや、既にあれは」
「ある意味コーディネイターとかニュータイプだし」
「全然違う意味で」
 全員でアズラエルに突っ込みを入れる。
「何があっても死なないし」
「闘争心も桁外れだし」
「野獣みたいだし」
「あれじゃあ」
「本当に色々と実験して
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