暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九十一話 アレグリアス
[7/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ス達もであった。動かなかったのだ。彼女達は彼女達の敵を倒していた。
 その中でだ。スレイがツグミに問う。
「これでいいのか」
「セレーナへの援護をしないことね」
「そうだ、あの女は強い」
 スペクトラのことに他ならない。
「それでだ。放っておいてだ」
「ええ、大丈夫よ」
 ツグミは確かな声で答える。
「今のあの娘なら」
「死なないっていうんだね」
 アイビスもツグミに問うた。当然彼女も他の敵と戦っている。
「絶対に」
「絶対よ」
 アイビスにも確かな声で返した。
「だから安心して」
「ツグミがそこまで言うならね」
「信じよう」
 二人も彼女の考えを受け入れた。そうしてであった。
 彼女達はセレーナを見守りながら自分達の戦いを行っていく。戦場での戦いをだ。
 セレーナはその間に。ソレアレスにかなりのダメージを受けていた。
「つうっ、やっぱり強いわね」
「私を侮ってもらっては困る」
 こう返すスペクトラだった。
「貴様とは浅からぬ因縁だがな」
「そうね、あんたに私のいた部隊を壊滅させられたしね」
「あの時に貴様も殺しておくべきだった」
 忌々しげに言うスペクトラだった。
「そうでなければ今な」
「こうして楽しい思いはしなかったっていうのね」
「違うな、それは」
 言葉の忌々しげなものがさらに強くなった。
「私をわずらわせる女狐め」
「どう?美人の狐でしょ」
「ふん、顔はどうでもいい」
「じゃあ身体かしら」
「そんなものには興味がない」
 スペクトラはあくまでこう言うのだった。
「私が興味があるのはだ」
「何だっていうのかしら」
「貴様の命だ」
 それだけだというのである。
「貴様のそれを貰いたいだけだ」
「そういうことなのね」
「死んでもらう」
 憎しみそのものの言葉をだ。今出した。
 そしてそのうえでだ。一旦距離を放してだった。
「何をするのかしらね」
「セレーナ、気をつけて」
 アルマが彼女に言う。
「何か様子が違うから」
「そうね。これまでの攻撃とは違うわね」
「うん、だから」
 こう言ってセレーナに注意を促す。そしてだった。
 スペクトラは。その攻撃を繰り出すのであった。
「さあ、受けるのだ!」
「来た!?」
「セレーナ、かわして!」
「わかってるわ、けれど!」
「遅い!」
 そしてだ。その攻撃を放ったのだった。
「ヤラー=イリュージョン!」
「くっ!」
 それを受けてだ。ソレアレスは大きく吹き飛ばされたのだった。
「勝負あったな」
「ま、まだ・・・・・・」
「セレーナ、大丈夫!?」
「私はまだ生きてるわよ」
 こうアルマに返すのだった。
「生きているのならね」
「そうか、それならだ」
 それを受けてだ。スペクトラ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ