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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
A〜魔導師ランク昇格試験
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side ティアナ
「魔導師ランク昇格試験、ですか?」
「そうや。フォワード皆で受けへんか?」
部隊長に呼び出され、言われたのは今の私達にとっても凄くいい話だ。
「はい!是非!!」
…………………………………………………
「AAAを受ける!?」
「はい!」
なのはさん達に報告したら驚かれた。
「うーん、私は数回に分けて受けた方がいいと思ってたんだけど……四人とも、ちゃんと考えて決めたんだよね?」
「はい!」
「あたしはいいと思うぜ」
「私はお前らがやりたいなら反対はしない」
「ま、やるだけやってみろ」
「皆がちゃんと考えて、その答えが出たなら私は反対しないよ」
「私も賛成だ。今の君達はそれだけの実力があるだろう」
反対はされず、私達はAAAを受けることを決定した。
「そういや士郎にランス。お前らはどーするんだ?クロノから受けろって言われてたろ?」
「私はSSを受ける」
「俺もだな」
やっぱりこの二人はレベルが違う……
「SS……私達より上だね」
「ま、俺はランクなんざ興味はねえんだがな、お兄様がうるさくてよ」
お兄様………クロノ提督のことかな?
「ま、SSとは言っても数回に分けて受けるからまずはAA、それからSを受けて、最後にSS、って感じだ」
「大事な大事な妹の旦那が僕より弱いなんて許さん!キリッ」
「はやて、それクロノの物まねか?」
「そやで。どうやった?」
「本人に聞かせるのは……な」
「似すぎてて、ってことやな」
部隊長……それはちょっと……
「ま、皆頑張ってな」
side エリオ
そして試験の当日。
「それじゃ、全員合格目指して頑張ろー!」
「「「おー!」」」
スバルさんの一声で気合いを入れ、試験に挑む。
「お前ら元気だなー」
「緊張でガチガチになるよりはいいだろう。今の君達ならば大丈夫だ。私が保証する」
少し離れた所からランスさんと士郎さんが激励してくれた。
「お二人はAAを受けるんですよね?」
「ま、俺らのは出来レースみたいなもんよ。戦闘技術だけでもS位までは余裕だ」
二人はやっぱり規格外でした。
…………………………………………………………
「では、始め!」
試験官は中遠距離型。今まで教わってきた攻撃の受け流しを駆使し、的確に魔力弾を逸らしていく。
そうすれば次に相手がとる手段は………こちらを拘束すること。
「効きません!」
幾重にも張られる設置型バインドを一つ一つ丁寧に避けていく。
ある程度まで距離を詰めた僕
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