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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第07話「クラス代表戦に向けて」
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が出来て何を知っているか、何が足りなくて何を学ぶべきか正確に分析していくんだ。そうすれば自ずと目指す先が視えてくるさ」
自分を知るか…俺は何が出来るんだろう?
鏡也
「そして自分を知ったら、相手のことを知れ」
一夏
「相手というと、オルコットのことですか?」
鏡也
「そうだ。ある人がこう言いった。『相手も自分も知らなければ必ず負ける。自分を知っても相手を知らなければ勝ちも負けもする。なら、相手と自分を知っているのなら……、100回戦っても負ける事は無い』ってね」
えっと、なんかで聞いたことがあるけど…なんだっけ?
本音
「“孫子の兵法”だ〜」
それだ!
確か中国の人だっけ
本音
「春秋時代の思想家だよ〜」
へぇ〜、そうなのか。
ところでのほほんさん、さっきから俺の心を読んでないかい?
本音
「そんなことないよ〜。おりむ〜がわかりやすいだけだよ〜」
そうなのか…、そういえば千冬姉にも似たようなこと言われたな…
ナギ
「(え、今の解った?)」
癒子
「(ううん、全然)」
ケイン
「(相変わらずの鋭い洞察力だこと…)」
なにやら鏡さんと谷本さんが小声で話してるが何だろう?
鏡也
「己を知り、相手を知り、知識をつけ、技術を磨き、策を練る。そうして初めて勝機が見えてくるもんだ」
一夏
「…はい、解りました。けど具体的には何をすれば…」
ケイン
「なあ、織斑は何かスポーツ……武道とかやってたのか?」
一夏
「えっと、箒の実家が道場を開いてて、そこで剣道を習っていました。」
ケイン
「過去形ってことは今は?」
一夏
「…中学から生活費の足しの為にアルバイトを始めたんで、それからは……」
箒
「どういうことだそれは…」
俺の発言にさらに不機嫌になる箒。
共に剣道を学んだ仲でライバルでもあったしな…。
その相手がもう剣道を止めたなんて聞いたらやっぱ怒るよな…。
ケイン
「…なら篠ノ之に剣道を見てもらったらどうだ? 同門なんだろ?」
箒
「わ、私はそんなこt――」
鏡也
「二人っきりになれるぞ(ボソッ」
箒
「仕方がないな。言っておくが、私の指導は厳しいぞ一夏」
鏡也先輩が小声で箒に何かを言ったら、急にやる気になった。
一体何を言ったんだ?
本音
「と言うことは〜、今度の試合は刀での近接戦に決定だね〜」
癒子
「となると、練習に使う訓練機は“打鉄”?」
ナギ
「し、初心者にも扱いやすい安定した性能を誇るんですよね?」
鏡也
「ああ、刀型近接ブレードが基本武装のガード型だ」
ケイン
「
基本装備
(
プリセット
)
以外にも
後付武装
(
イコライザ
)
として銃とかを
拡張領域
(
パススロット
)
に|粒子変換《
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