暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第07話「クラス代表戦に向けて」
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気持ちよさそうに受け入れている。
なんだか、テストで100点をとって兄(姉)に褒められた妹、あるいは主人とそのペットみたいでなんか癒されるな…。

癒子
「へ〜そうなんですか(本音気持ちよさそうだね…)」
ナギ
「(だ、だね。ちょっと羨ましいかも……)」

ケイン
「因みに俺はたまにキョーヤと外出したときに知り合ったんだよな」
本音
「そうだね〜。確か〜私が中学2年生になる少し前くらいだったね〜」

ということはケイン先輩はIS学園に来てからのほほんさんと知り合った訳か…
って当り前か、ケイン先輩は容姿から見てアメリカ出身っぽいし…


鏡也
「あ、そうだ織斑少年」

のほほんさんを撫でるのを止めて、こちらに振り返る鏡也先輩。

一夏
「? なんですか、鏡也先輩」
鏡也
「入学早々、クラス代表の座をかけた決闘するんだってな」
ケイン
「お、その話俺も聞いたぜ。相手はイギリスの代表候補生なんだってな」
一夏
「うっ、どうしてそのことを…」
ケイン
「おいおい、ここをどこだと思ってるんだ?」
鏡也
「数年前から男子も通ってるとはいえ、学園にいるのは大半が女子だぞ? 噂話だなんて半日で学園中に広まるぞ」

も、もう学園全体に広まってるのか…
流石は女子校…

ナギ
「せ、先輩方はどう思います?」
鏡也
「ん〜9割9分9厘勝てないだろうね」
ケイン
「だな」

「なんだと?」

先輩達の言葉に今まで無関心を装っていた箒が睨めつけながらそう呟く。

ケイン
「おいおい、相手は仮にも代表候補生だぜ? IS搭乗時間は最低でも300時間でそれぞれが特殊訓練を積んでるときた」
鏡也
「剣道で例えると、ルールも経験もないやつが経験者に勝てると思うか?」

「ム、確かにその通りですが…」
ケイン
「それに比べてだ。織斑、お前のIS稼働時間と知識はどうなんだ?」
一夏
「えっと…IS搭乗時間は30分以下でISについては…その、全くの無知です」
鏡也
「…ということで、織斑少年が勝てる確率は“0”ということだ」

その言葉に落ち込んでしまう。
やっぱ無茶なのかな…

鏡也
「だが、それはあくまで今のままだった場合だ」
一夏
「えっ?」
ケイン
「まさか、このまま何もせずに決闘に挑むわけじゃないだろ?」
一夏
「そりゃ、そうですけど…。でも正直、何をどうしたらいいのかさっぱりで…」
ケイン
「ま、そうなるわな…」

オルコットとの決闘は1週間後。
それまでにいったい何をすればいいんだろう。

鏡也
「だったら、まずは自分を知ることを進めるよ」
一夏
「自分を知る…ですか?」
鏡也
「そう、“自分を知る”だ。今自分が何
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