暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第八十五話 ベスの選択
[7/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
星軌道上に複数の組織の艦隊が出て来た」
「ということはだ」
 それを聞いてだ。クォヴレーはすぐに幾つかの勢力を出した。
「バルマーかバッフ=クランか」
「あとはプロトデビルンと宇宙怪獣」
「どれも厄介だな」
 シンとカガリも言う。そしてだ。クォヴレーはすぐに返答を述べてきた。
「わかった」
「そうしてくれるか」
「それじゃあすぐに」
「今からはじめる」
 実際にクォヴレーはすぐにレーダーについた。そうしてだった。
 それを見るとだ。
「艦隊同士が戦っているな」
「それで勢力は」
「どの勢力同士が」
「一つはバッフ=クランだ」
 クォヴレーはすぐに答えた。
「もう一つはバルマーだ」
「あの連中ね」
 フェイがそこまで聞いてこう述べた。
「そういえばお互いに仲悪かったわね」
「これは好都合だな」
 テムジンはこの状況でも冷静であった。
「今はお互いに潰し合ってくれればだ」
「俺達にとってはいい話だな」
 ハッターも言う。とりあえずは彼等にとっていい状況だった。
 しかしだ。ここでクスハも来た。そうして彼女はこう皆に言うのだった。
「ですが」
「ですが?」
「っていうと」
「今の私達の相手はやっぱり」
「そうだな」
 ブリットも来て言う。
「銀河全体を破壊しかねない」
「ソール十一遊星主です」
「その連中を何とかしないといけないな」
 ブリットはクスハのその言葉に頷いた。
「今は」
「じゃああれね」
 レインが二人の話を聞いて述べた。
「それぞれの人達が争っている状況じゃないわね」
「はい、そうです」
「やはり今は」
 クスハとブリットはレインにも述べた。そうした話をしているとだ。
 ノイズが入った。皆それにも反応を見せた。
「今度は何だ!?」
「一体」
「通信だな」
 ライデンがそれを見て述べた。
「この基地から誰かが外へ向かってだ」
「通信を送っている?」
「そうなんだ」
「それってまずいわよ」
 アレンビーがそれを聞いて困った顔になっていた。
「バッフ=クランやバルマーにあたし達のことを知られたら」
「すぐに調べよう」
「ああ」
 そうしてだ。全員で調べにかかるのだった。誰がそれを送っているのか。
 オペレーションルームでだ。二人が話していた。
「姫様」
「ええ」
「付近に我が帝国の部隊が来ていましたので」
「あのぼんぼんの軍ではないわね」
「ジュデッカ=ゴッツォ殿の軍です」
 ルリアがこうアルマナに答えていた。二人がこの部屋にいたのである。
「軍務大臣の」
「そう。あの方ならね」
「帝国に対する忠誠心は絶対です」
 ルリアがそれを言う。
「それにです。私達にもです」
「敬意を払ってくれていましたね」
「ですから無碍
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ