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俺はシカマルの兄だったようです
六章
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はい またもや三年過ぎてしまいました

この三年俺は特別に造ってもらった地下室で研究してた

おかげでシカマルやイノ達とは一度も顔合わせてなくて

三年間で顔を合わせたのは飯持って来る母さんと将棋をしにくる父さんと

研究の手伝いをしてくれる柚乃くらいだ

それでもまぁそのおかげもあって研究は大成功

憑依弾は見事完成したのだった

これでヒナタを助けることもできるしいろいろと便利になるな

「でもギリギリだったな」

「何がですか?」

ビクッ!!!!

「柚乃!急に声掛けるなよ・・・ビビった」

「あっごめんなさい でもあの・・・今夜みたいですよ?」

「何がだよ?」

「ヒナタさんのことです」

「は?嘘だろ?」

「いえ本当です ヒナタさんを襲った人っぽいのが居ましたから」

「っぽいって・・・まぁ分かった じゃぁちょっと行ってくる」

「憑依弾を撃ちにですか?」

「あぁ・・・じゃぁな」

俺はこっそりと家を出た

日向家に忍びこんでヒナタを見つけた

「見つけた・・・よしっ外れるな よっ!!」

俺は初の憑依弾を撃ち込んだ

ヒナタはその衝撃に耐えきらずに気絶した

「うっし!成功!!じゃぁ第二段階だな 影分身の術!」

その声と共にもう1人の俺が出来あがる

「俺が乗り移った後のこの体部屋に持って行け いいな?」

「分かってる!」

これで良いな

俺の憑依弾は実はまだ未完なのだ

憑依したあと体が隙だらけになる

俺はこれをなくせるようにしたいんだ

なんていうか・・・ヒスイの万華鏡写輪眼みたいな?

相手に誘導の意思なしで操れるてきなの

あれを出来るようになりたいわけだが・・・

「今はそんなことどうでも良いか」

俺は意識をヒナタに集中させる

意識が特に高まったその瞬間 意識が一瞬だけ遠のきまたはっきりとした

俺は目を開け周りを見渡す

そこには倒れた俺とそれを担ごうとするもう1人の俺が居た

つまりは憑依成功ってわけで

「よっしゃーー!!!」

俺はヒナタになっていることも忘れて叫んでしまった

んでヤバいと気付いた

いくらヒアシが娘を見捨てていても宗家の子

流石にこの言葉使いはないだろう

案の定この声を聞きつけてヒアシがやってきた

「ヒナタ!何だ今の声は!!それでも日向の娘か!!こんなことだから

忍術も柔拳も満足に出来んのだ!!聞いているのかヒナタ!!」

「ごっごめんなさい」

「もう二度とあんな言葉を使うな!いいな!?」

「はい・・・本当に申し訳ありませんでした」

それだけいうとヒアシは満足したよう
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