第３章 エドラス編
リサーナ
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俺達はエクシード達と別れを告げた。彼らが見えなくなるまで俺達は見届けた。
「俺達もギルドに戻ろうぜ。」
しゅしゅしゅ
「みんなにどうやって報告しよう。」
しゅしゅしゅ
「いや・・・みんな気づいてねえんだろ？今回の件。」
しゅしゅしゅ
「しかしミストガンの事だけは黙っておけんぞ。」
しゅしゅしゅ
「皆さん・・・」
「手・・・。」
感染していますよ・・・エルザさんまで・・・（汗）
「ちょ・・・ちょっと待て！」
ガジルさんがそう言う。
「どうしたガジル・・・お前もマネしてーのか？」
しゅしゅしゅ
「意外に楽しいですよ？」
しゅしゅしゅ
「それに価値があるならな！！！」
ガジルさんが怒鳴ってそう言った。
というか、ウェンディお前まで・・・可愛いから許すが・・・。
「リリーはどこだ？パンサーリリーの姿がどこにもねえ！！！」
「そういえば・・・」
エクシード達の中にもいませんでしたね。あんなエクシードだから目立つ筈ですが・・・。
「俺ならここにいるぞ。」
その声の咆哮に俺達は向いた。
「「「「「「「「「「小っちゃ！！！！」」」」」」」」」」
俺達は驚いてそう言った。リリーの姿はハッピー達と同じ身長になっていた。
「ずいぶんかわいくなったね。」
「どうやらアースランドと俺の体格は合わなかったらしいな。」
「みたね〜。」
「アンタ・・・体なんともないの？」
「今の所はな。俺は王子が世話になったギルドに入りてぇ。
約束通り入れてくれるんだろうな・・・ガジル。」
「もちろんだぜ！！！！相棒！！！！」
「うわ・・・泣いた。」
そんなに嬉しかったんですか・・・？
「で・・・それとは別に怪しい奴を捕まえたんだ。」
「！？」
「怪しい奴？」
「来い。」
リリーは手に持っていた縄を引っ張った。
「ちょ・・・私・・・別に・・・怪しく何か・・・きゃっ！」
あれ？この声って・・・。
「私も妖精の尻尾の一員なんだけど・・・。」
「リサーナ・・・！」
そこにはエドラスのリサーナさんがいた。
「何なのこの猫！！てかエクシード？」
「パンサーリリーだ。」
「何だてめえ、俺の猫にケチつけようってのか？ア？」
ガジルさん、どこぞのヤクザの様なセリフを言ってるよ・・・。
「リサーナ・・・。」
「そんなまさか・・・」
「リサーナ！？」
ナツさん、グレイさん、エルザさんは驚く。
「なんで・・・？」
「もしかしてエドラスのリサーナが・・・」
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