スーパーロボット大戦OGs
0122話
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せる。あるいはそれがほんの僅かな、しかし決定的な隙になってしまったのかもしれない。そしてシュテルン・ノイレジセイアはそれを見逃す程には甘くなかった。
赤い宝玉から大量のエネルギー弾を生成して、一瞬の隙を見せたアルトアイゼン・リーゼへと発射する。それを何とか防御するアルトアイゼン・リーゼ。装甲自慢の機体だからこそ可能だったのだろうが、シュテルン・ノイレジセイアの攻撃はそれだけでは終わらなかった。
その攻撃をなんとか防ぎきったアルトアイゼン・リーゼへと向かい、シュテルン・ノイレジセイアは顔でいう口の部分を展開。そこから凄まじいエネルギーを発射しようとしている。
「ここだ、転移!」
このままキョウスケをここで死なせる訳にはいかない。そう判断した俺は、岩塊の裏からシステムXNを起動。エネルギーを発射寸前だったシュテルン・ノイレジセイアの顔面の目の前へと転移する事に成功する。
「なっ!?」
驚愕の叫びを上げたのは果たして誰だったのだろうか。だが、もちろん俺にそんな事に構っている余裕はない。
「愛・直撃……フルバーストだ、食らえっっっっっ!」
レモンと共に歩むと誓い、友であるヴィンデルを殺した時に習得した精神コマンド、愛。それは加速・熱血・必中・ひらめき・気合・幸運・努力の7つの精神コマンドの効果を1度で発揮させる、ある意味スパロボ精神コマンドの奥義とも言えるものだ。その愛と共に直撃を使い、合計6つの砲門から全力で斉射する。胸部装甲を展開し、ファイア・ダガーを残弾0になるまで連続発射。ファントムの全機をレーザーブレードを展開させたままシュテルン・ノイレジセイアの口の中へと突っ込ませて体内を切り刻み、レーザー弾を連続で発射する。
「グレイプニルの糸、起動!」
唯一使用が可能な右手のグレイプニルの糸を起動。シュテルン・ノイレジセイアの頭へと絡ませて、そのまま近づき右手で持っていたガン・レイピアをラックへと仕舞いアダマン・ハルパーを取り出す。
「アダマン・ハルパー、起動! SPブースト、ナイン・テールモード!」
愛と直撃で使った以外の全てのSPをアダマン・ハルパーへと注ぎ込み、その9条の鞭でシュテルン・ノイレジセイアの顔面を薙ぎ払う。SPブーストの効果により急激にSPを消費したがその分の効果はあり、シュテルン・ノイレジセイアの顔面は既に見る影もなく千切れ飛んでいる。9条の鞭はそれでも威力を弱める事なくシュテルン・ノイレジセイアを斬り裂き、破壊し、粉砕していく。
「ファントムっ!」
T-LINKシステムを通して俺の意志を受け取ったファントムは、28機全てがレーザーブレードを展開したままシュテルン・ノイレジセイアの体内を突き破りグロウセイヴァーの下へと戻って来る。
「はああああああぁ
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