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第三十一話 ハンターハンター
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!」
シュウの叫び声を共に黒い剣達が一斉に集団に襲い掛かった。
これがシュウの魔法【ミラージュ・ソード】。その名の通り、闇から剣を作り出すと敵に向かって一斉に剣が自動で襲い掛かる闇魔法。なお発動中は術者の意思で本数を決める事が出来るが本数によって消費するMPの量も違ってくる。
「な、何だ!?」
「ギャッ!!」
サラマンダー達は幻影刀で串刺しになった者が少々居たが、避けた連中も居たがシュウの本命は牽制により体勢を崩した後に・・・
「You trash(散るが良い)・・・」
閻魔刀の次元斬の餌食にして行った。そして数分もしない内にPK集団はリーダーのみとなってしまった。本来なら意識の炎が残っている場合、仲間に蘇生魔法を施されれば復活する事が出来るがシュウはそんな余裕を与えるほど甘くはなかった。
「Humph,how boring(フン、退屈だな)・・・」
「ヒィ・・・お、俺が悪かった・・・だから見逃してくれ!!」
リーダーは腰を抜かし、命乞いをして来たが・・・
「先に仕掛けてきたのは貴様等だ・・・それならそれ相応の覚悟があった筈だが?フン・・・腰抜けが!!貴様に斬る価値もない」
シュウはリーダーを罵倒すると踵を返してスイルベーンに戻ろうとしたその時・・・
「・・・ヒャーハッハッハ!!!甘ぇんだよ!!死ねぇ!!」
リーダーがシュウの後ろを向いた瞬間に得物でシュウに襲いかかったが・・・
ドス!!
「えっ・・・?」
リーダーの腹には閻魔刀の刃が突き刺さっていた。シュウは後ろを向いたまま閻魔刀を逆手に持つとそのまま後ろに突き刺していただけだった。
「貴様の考えている事はお見通しだ・・・そう言った奴等を俺は嫌と言うほど見てきたからな・・・」
シュウは閻魔刀を引き抜き、振り向きながら普通に持ち替え横に一閃した。そしてゆっくり納刀して行き・・・
「Rest in peace(安らかに眠るが良い)・・・」
カチン・・・
と音が響くと首に一閃が入り、赤い炎と化した。そしてPK集団の意識はその場からいなくなった。
「ふう。飛んだ災難だったが良い試し切りになったな・・・さてと、俺もそろそろ落ちるか」
その後シュウはスイルベーンの宿屋に戻り、ログアウトを完了させた。
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