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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第三十二話    『それぞれの思い』
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よ…なけなしの魔力でお前自身が消滅しちまったらはやてが悲しむからな」
「承知している。今はこの姿になってしまい戦いも満足にできないという体たらくだが、はやてを守るという想いはお前達となんら変わらない」
「では、頼りにしても構わないか。“アーチャー”?」
「ああ。はやての為だからな」
「そうか…。しかし私達のうちの誰かとでも契約できればお前も力を振るえると言うのに…すまない」
「はやても含めて魔術回路を持ち合わせていなかったのだからこの世界には持ち合わせているものは少ないのだろうよ…だから気にするな。
それに、シグナムもあの娘の事を気にかける事も結構だが第一に優先する事を忘れるな…?
それはそうとシャマル。シグナムの傷は治ったのだからさっさと帰るとしようか。…我が家へ」

…そうだな。今考えるべきは主はやてのご病気を治すために、そして静かに暮らしていく為に。
主はやては我等の行動をきっと望んでいないだろう。
だが、それでも今の幸せな時を無くしたくないのは皆の総意。
だから我等の身勝手な行動、お許しください…。



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