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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第五十四話 ギャラクシーへ
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あった。そのギャラクシーにだ。
 スコープドッグが出て来た。周りにはかつてマシンだったと思われるものの残骸が転がっていた。
 その中からだ。またあの声がした。
「キリコ=キューピーだ」
 一同のモニターにだ。白い髪の痩せた顔の男が出て来た。
「君達は」
「ロンド=ベルだ」
 アムロが彼に答える。
「貴方がキリコ=キューピーだな」
「そうだ。そして貴官は」
「アムロ=レイだ」
 アムロもまたここで名乗る。
「ギャラクシーに来たが頼めるか」
「いいだろう」
 まずはこう返すキリコだった。
「それではだ。宜しく頼む」
「ギャラクシー政府の代表者は」
「大統領がおられる」
 こうクワトロにも述べるキリコだった。
「だが軍で戦えるのは今では俺一人だ」
「一人で戦ってるって」
「嘘だろ?」
「宇宙怪獣とか相手に」 
 皆まだこのことが信じられなかった。
「相手はした」
「一人で、ですか?」
「やっぱり」
「いや」
 しかしキリコは言った。
「前の戦いで俺以外は全て戦死してしまった。前の戦いでだ」
「そういうことだったんですか」
「それで一人で」
「そういうことだ。宇宙怪獣が相手だった」
 そのことも話すキリコだった。
「それでだ」
「バジュラは」
「バジュラもだ。来た」
 それについても答える。
「それは後で話す」
「そうですか。それじゃあ」
「詳しい話は後で」
「まずはですね」
「目の前の敵を」
 こうしてだった。彼等はキリコと共にその敵と戦うことにした。その敵は。
「プロトデビルンか」
「奴等が来たのか」
「あの連中も知っているのだな」
 またギャラクシーからキリコが言ってきた。
「そうか」
「他にもバルマー帝国とも戦いました」
「とにかく色々な連中と」
「とにかく話は後で」
 話はここまでにした。そしてだった。
 そのままプロトデビルンの軍に向かう。その数はだ。
「五十万か」
「本格的な軍じゃない?」
「そうだよな」
 皆このことを本能的に悟った。そうしてだった。
 彼等はそのまま敵に向かう。プロトデビルンの軍勢に向かう。当然キリコのスコープドッグもだ。
「えっ、速い!?」
「敵の動きを完璧に見切ってる!?」
「それに敵を一撃で」
 倒していくのだった。見事なまでの動きと攻撃だ。
 五十万のプロトデビルン達はすぐに倒された。それで終わりだった。
 ロンド=ベルはそのうえでギャラクシーに入った。そこはだ。
「かなり荒れてるな」
「ああ、何とか残ってるって感じだよな」
「本当にな」
 市街地も荒れていた。そこがフロンティアとは違っていた。
 そしてだ。キリコがここで話した。
「それでだが」
「はい」
「それで」
「ギャラクシ
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