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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第四十二話 因果の海で
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た。
 そしてそのうえでだ。こう言うのだった。
「なら十二分でいいか」
「それ位だな」
「その十二分の間にポイントを派手に知らしめてくれ」
 そうしてくれとベスに告げる。
「いいか」
「わかった、ならそうする」
「そしてだ」
 それからだというのであった。
「彼等を引き寄せてそのうえで倒す」
「バッフ=クラン軍を」
「まずはここで戦う」
 しかしその前にであった。目の前の敵であった。
「それでいいな」
「よし、それなら!」
「ここでもやってやるぜ!」
 第四の戦場でも激しい戦いを繰り広げる。そして十二分後。
「DSドライブ発動させる!」
「よし、今だ!」
「行くわよ!」
 全員すぐにその第五のポイントに向かう。ものの見事にであった。
 辿り着いたそこは基地だった。アステロイドの中央のだ。
「ここで布陣するぞ」
「はい」
「すぐにですね」
「そうだ、すぐにだ」
 ブライトはこう全員に指示を出す。
「それでいいな」
「はい、それでは」
「すぐに」
 こうしてロンド=ベルはすぐに基地を中心としてアステロイドに布陣した。それからすぐだった。
「来ました」
「数にして三千万」
「四方八方から来ます」
「多いな、やはり」
 マシュマーが報告を聞いて述べた。
「敵の数は」
「あら、怖いっていうのかしら」
 そのマシュマーにキャラが笑いながら言ってきた。
「今更」
「それはない」
 マシュマーはそれは否定した。
「ただ、な」
「ただ?」
「ここで一つの決戦と思うとだ」
「緊張するっていうのね」
「数はガルラ帝国のことを思えばどうということはない」
 こう言うとだった。ゴットンも言ってきた。
「あれは桁外れでしたしね」
「あの世界の宇宙規模だったからな」
 そのガルラ帝国全軍を倒したのも彼等だった。
「だからだ。これだけの数でもだ」
「けれど三千万ですか」
「バッフ=クラン軍のおよそ五分の一だ」
 ギジェの言葉である。
「オーメ財団をも合わせてな」
「まさに主力」
「そういうことですね」
「イデノゲージがあがってきている」
 ギジェはそのゲージも見ていた。
「どれだけ激しい戦いになるか察しているのか」
「そうだろうな、今はな」
 コスモもそのギジェに対して告げる。
「三千万だからな」
「じゃあ戦いましょう」
 カーシャはもう戦いに目をやっていた。
「三千万でも戦わないと」
「そうよね」 
 ノリコがそのカーシャの言葉に頷いた。
「はじまらないわね」
「ノリコ、ここはね」
 カズミがそのノリコに声をかけてきた。
「宇宙怪獣と戦うのと同じよ」
「あの時とですか」
「数は問題ではないわ」
 敵の数はというのだ。
「それよりもね」

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