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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第四十二話 因果の海で
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るんだ」
「ちっ、数は圧倒的だからな」
「伊達に銀河単位の軍じゃないか」
 カイとハヤトは舌打ちしながら述べた。
「それならまたDSドライブで逃げてもか」
「やって来るっていうのか」
「そうだろうな」
 リュウも苦い顔になっていた。
「俺達はこの広い包囲網を突破できるかどうかだ」
「突破するしかないけれどな」
 スレッガーは結論から話した。
「そしてボアザンに向かわないとな」
「そういうことだな」
 ブライトもスレッガーのその言葉に頷いた。
「例えバッフ=クラン軍がどれだけいようともだ」
「それならどうしますか?」
 セイラは今度は無頼とに対して問うた。
「ここは」
「ベス」
 ブライトはまずベスに問うた。
「今度のDSドライブは」
「六分です」
 それだけかかるというのだ。
「それだけかかります」
「そうか、六分か」
「はい、六分です」
 また言うのだった。
「六分待てばです」
「わかった、なら六分だけ戦う」
 ブライトはベスの話を聞いてあらためて述べた。
「そしてまたDSドライブで移動する」
「わかりました」
「フロンティアの長距離ワープもいいがだ」
 そのことも一応は考慮していた。
「しかし」
「そうだな。あれはDSドライブに比べて時間がかかる」
 フォッカーがその問題点を指摘した。
「それならな」
「ここはDSドライブが一番だ」
 結局はここに結論がいく。
「しかし。例え包囲網を突破してもだ」
「バッフ=クラン軍は追ってくるな」
 アムロはこのことも考えていた。
「大軍がな」
「どのみち戦わなければならないな」
「それならですけれど」
 アイナが言ってきた。
「いいでしょうか」
「アイナ、何か考えがあるのか?」
「ええ」
 シローに対しても答える。
「敵を引きつけて一気に倒せばいいんじゃないかしら」
「一気にか」
「ええ、一気にね」
 そうすればと言うのだった。
「それでどうかしら」
「そうだな」
 アイナの言葉に頷いたのはハマーンだった。
「悪くはないな」
「ハマーンさんもそう思われますか」
「賛成だ。敵はどちらにしろ倒さなければならない」
 ハマーンもまたこの結論を出した。
「それならばだ」
「はい、それなら」
「今はDSドライブで移動するがだ」
 それでもだというのだった。
「敵を引きつけて倒す」
「それならだ」
 今度はバニングが言う。
「四度目の移動の後でだ」
「その後で、ですね」
「そうだ、あらかじめDSドライブでの移動ポイントを大きく出す」
 そうすると。コウに対して話す。
「そしてそこに移動してだ」
「そこで敵を殲滅する」
「然るべき場所で」
「そのポイントを探しそこに移動する」
 
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