第三十六話 混乱の宇宙
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ね」
そうしてであった。シンは引き摺られて医務室に連行される。両手が床に引き摺られ実に無惨な姿のまま運ばれていくのであった。
それが終わってからだ。遥はあらためて言った。
「じゃあ行って来るから」
「はい、じゃあ」
「御願いします」
「さて、鬼が出るか蛇が出るか」
遥は楽しそうに言う。
「どの惑星なのかね。問題は」
「できれば普通の惑星がいいですけれどね」
「本当に」
「火山が噴火しまくってるとか超惑星とかじゃなくて」
「すっきりした星が」
「けれどいい星だったら」
ここでこうも話される。
「そもそもバルマーか誰かいるだろうけれど」
「まあそれはね」
「その場合はね」
皆マリューのその言葉に頷く。しかし何はともあれだった。
「とりあえず今は」
「遥さん、御願いします」
「そういうことで」
「わかってるわ。それじゃあね」
「はい、じゃあ」
「後で」
こうしてであった、遥は一人自分の部屋で調べるのだった。その結果その星のことがわかったのだった。本当にすぐのことだった。
第三十六話 完
2010・6・11
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