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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第三十四話 マザーズ=ララバイ
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お酒はなくてはならないものよ」
 ユングはこう主張する。
「だからこそね」
「これが飲めないなんてね」
 トカマクもウォッカをストレートで美味そうに飲んでいる。
「悲しいね」
「そうよね、本当に」
「恐るべし、ロシア人」
「全く」
 皆これに唖然となる。そんな戦いの後の一場面だった。
 そしてだ。ブレラはだ。一人の紫の髪の男と話をしていた。
「上手くいったわね」
「いったか」
「ええ、いったわ」
 何故かだ。男の口調は女のものだった。それで話すのである。
「あれでよしとするか」
「ガリア4はいいのか」
「ガリア4以外にも巣はあるわ」
 こう言うだけだった。
「だから。いいわ」
「そうか」
「それでもゲッターの力は予想外だったけれどね」
「あれはな。確かにな」
「バジュラにとってあれは驚異になるわ」
「では今のうちに」
「何とか私達のものにしたいけれど」
 男はここでこう述べた。
「それはどうかしら」
「好きにすればいい」
 今はこう言うだけのブレラだった。
「制御できればな」
「してみせるわ」
「してみせるか」
「そうよ、必ずね」
 言葉が不敵なものになっていた。
「そうするわ」
「ならそうするといい」
 ブレラはその言葉に素っ気無く返した。
「俺は特に何も言わない」
「そうなの」
「俺はこのまま続けさせてもらう」
 主張はこれだけだった。
「このままな」
「それじゃあこれかもなのね」
「ランカを護らせてもらう」
 これがだ。今の彼がすることだというのであった。
「それでいいな」
「ええ、いいわ」
 男もそれを許すのだった。
「それじゃあね」
「わかった。それではな」
「話はこれで終わりよ」
 男は微笑みを見せてもきた。
「それじゃあね」
「帰るのか」
「待たせている娘がいるから」
「彼女を何時まで利用する」
 ブレラは彼を見てだ。問いもしてきた。
「何時までだ。何時までそうする」
「利用できるまでよ」
 唇の左端を歪めさせての言葉だった。
「それまでよ」
「それまでか」
「手駒は利用できるだけ利用する」
 また言った。
「それが基本ではなくて?」
「好きになれないな」
 ブレラはその言葉には眉を僅かに顰めさせて返した。
「その考えは」
「あら、そうなの」
「どうしてもな」
 そうだというのだった。
「好きになれない」
「別に貴方に気に入ってもらう為にしているのじゃないから」
「だからいいのか」
「そうよ。それじゃあね」
「あの娘は御前に捨てられたら」
「その時は終わりよ」
 男の言葉は素っ気無い。
「それでね。終わりよ」
「それでもいいのだな」
「何度も言うけれどね」
 前置きする言葉はこれだっ
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