暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第二十九話 銀河へはじめての笑顔を
[7/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だった。
「いいな、ここでだ」
「決めるんだね」
「わかっているな」
 ゴッドマーズのその剣が煌いた。
 そのうえでだ。まずは光を放った。
「マーズフラッシュ!」
「マーズフラッシュ!」
 それぞれのゴッドマーズから光を放つ。
 それによってズールの動きを止めてだった。剣を一閃させる。
「ファイナルゴッドマーズ!」
「ファイナルゴッドマーズ!」
 動きが合っていた。そのうえでズールを斬るのだった。
 最後の二人のズールもこれで倒れた。他の敵もいなくなっていた。
 しかしだ。クェスがここで言った。
「!?来た!」
「クェス、どうした!」
「アムロ、来るわ!」
 こうアムロに言うのだった。
「敵が!」
「敵!?」
「ええ、来るわ!」
 また言うのだった。
「それも幾つも」
「まさか・・・・・・!?」
 しかしだった。ここでアムロもだった。
 感じ取ったのだ。それを。
「これは・・・・・・確かに」
「ええ、これは」
「来たのかよ!」
 カミーユとジュドーもだった。
「凄まじいプレッシャーが」
「まさか、これは」
「いや、間違いない」
「そうだな」
 クワトロとハマーンもだった。
「出て来るな」
「あの男が再び」
「まさかそれは」
「ズール!?」
「ここで!?」
 誰もが驚きの声をあげたその時だった。不意にだ。
「そうだ、ここでだ!」
「今ここにその真の姿を見せよう!」
「このわしのだ!」
「ズール!」
 マーグがその声を聞いて言い返した。
「これは一体どういうことだ!」
「ふふふ、それを見せてやろう」
 ズールの声だった。紛れもなくだ。
「わしのその真の姿をだ」
「真の姿!?」
「まさかそれは」
 マーグだけでなくタケルも声をあげた。彼等は同時に察したのである。
「私達と同じ」
「言われているそれか」
「そうだ」
 こう言ってであった。宇宙に。
 六体のマシンが出て来た。そうしてだ。
「ゲシュタルト1、メタール!」
 まずは一人だった。
「ズールの頭を形作る!」
「ゲシュタルト2、ボーテ!ズールの胴を!」
「ゲシュタルト3、スナッパー!ズールの右手を!」
「ゲシュタルト4、ナッカー!ズールの左手を!」
「ゲシュタルト5、ボーテ!ズールの右足を!」
「ゲシュタルト6、ボーテ!ズールの左足を形作る!」
 彼等はそれぞれ名乗った。そしてそれがだ。
 一つのズールとなた。ここに彼がまた姿を現したのである。
「我等六体が揃い!」
「ズールとなるのだ!」
「やはりか」
 マーグはその復活したズールを見て呟いた。
「ズール、それが貴様か」
「そうだ」
 紛れもないズールの声だった。最早聞き間違えようがなかった。
「そしてだ。言っ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ