第二十七話 ワールの意地
[4/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
てもだ」
万丈が腕を組みながら述べた。
「考えは悪い意味で僕達と一緒だった」
「ああ、三輪長官とかと」
「同じ」
「確かに」
このことも話すのだった。
「何もかもが同じ」
「性格だって」
「能力もそうだしね」
ミサトは能力についても指摘した。
「超能力の有無とかニュータイプはあるにしてもね」
「全てが同じ」
「そういうことなのね」
「同じ人間なんだ」
「それは間違いないわ」
ミサトはまた言った。
「ただ、ルーツははっきりしないわね」
「今後はそれについて考えることになります?」
マヤがミサトに対して突っ込みを入れた。
「そのことも」
「そうよ、それも」
ミサトはマヤの言葉に答えた。
「考えていくことになるわね」
「あれっ、そういえば」
今シンジがふと言った。
「ズフィルードですけれど」
「あれがどうしたのよ」
アスカがそれに反応を見せる。
「あの敵の恒例のボスキャラが」
「あれってバルマーの創世神だったよね」
「ああ、そやったな」
トウジがシンジの今の言葉に頷いた。
「そういうことやったな」
「しかも何か絶対神っぽいよね」
「絶対神っていったら」
「つまりは」
ケンスケとヒカリもここであることに気付いた。
「ユダヤ教とかキリスト教の?」
「ああいうのかしら」
「似てない?何か」
また言うシンジだった。
「本当に」
「そうね」
レイはシンジの今の言葉に頷いた。
「そういえば確かに」
「何でかな、これって」
シンジは考える顔になっていた。
「それに十二支族だったっけ」
「そうだ」
マーグも答えた。
「霊帝の下の十二支族だ」
「それってヘブライの」
「ああ、それな」
「前から思ってたけれど」
「何か似てるし」
「そっくりだったし」
皆またそれぞれ言うのだった。
「それに何か相手の名前もどうも」
「ヘブライっぽくない?」
「何か」
そのことも話す彼等だった。今度はバルマーの言葉についてだ。
「ラオデキアとかエペソとか」
「その名前って」
「ヘルモーズなんて名前も」
「それも」
「バルマー帝国はヘブライ?」
こんな説も出て来た。言ったのはミヅキだった。
「まさかと思うけれど」
「いや、それはないでしょ」
「そうよね、それは」
「幾ら何でも」
皆それは否定しようとする。
「ちょっと。地球とバルマーの文化や宗教が同じ?」
「そんなのちょっと」
「有り得ないっていうか」
「そうよね、それは」
「かなりっていうか」
「いや、考える必要はあるかも知れない」
だがここでレーツェルが言った。
「若しかしたらだ」
「まさか、そんな」
「そんなことがある?」
「バルマーと地球が」
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ