第二十話 シャピロの本性
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「まずは防衛ラインを敷きそのうえで迎撃しましょう」
「全軍まずはフロンティア及びシティ7を中心に陣を組む」
葉月博士も言う。
「そうする。いいな」
「了解です、それでは」
「今から」
こうしてだった。全員でそのフロンティアとシティ7を囲んで陣を組んだ。そしてその時だった。第一陣がここで姿を現したのであった。
「やっぱり来たな」
「それもぴったり二十万」
「しっかりと来たわね」
皆そのムゲ帝国軍を見ながら言う。そのうえでだ。
敵が来てそれを迎撃する。戦いがはじまった。
ロンド=ベルはその敵を迎え撃つ。すぐに攻撃を浴びせる。
「大外れ〜〜〜」
「狙いが甘いぜ」
ゴーショーグンは敵機の攻撃をあっさりとかわした。レミーとキリーが言う。
「じゃあ真吾」
「今度はこっちの番だな」
「そうだ、それでは今度は」
空間からバズーカを出した。そうしてだ。
「ゴーバズーカ!」
そのバズーカで敵をまとめて吹き飛ばす。かなりの威力だった。
「よしよし、吹き飛ばしたわね」
「まだまだ出て来るけれどな」
「そうだな。しかし幸先よく吹き飛ばしたな」
真吾がレミーとキリーに対して答える。
「四機まとめてな」
「何か最近数の多い相手ばかりだけれど」
「慣れてきたしな」
「ガルラ帝国の時はもっと凄かったな」
ガルラ帝国の戦いも思い出していた。
「百万とかそういう数だったからな」
「そうそう、その時に比べればね」
「今の戦いなんて楽なものじゃないか?」
「そうだな。あの時よりはな」
それを言うのだった。
「宇宙怪獣みたいだったよな」
「どうせ後で宇宙怪獣も出るからね」
「今はウォーミングアップみたいなものだな」
「数、こんなのじゃないわよ」
「億単位かもな」
「億か」
真吾はその数にまず言う。
「何か壮絶な戦いになりそうだよな」
「そんなことはもう承知のうえよ!」
「わしなんぞかみさんと一時の別れを告げて来ているのだぞ!」
「その圧倒的な戦いこそ美だ」
カットナルにケルナグール、ブンドルも出て来た。
「そうした派手な戦いもいいものよ」
「手加減なしで暴れられるわ!」
「その通り」
三人はその状況も楽しんでいた。
そしてだ。そのうえで彼等も攻撃を浴びせていた。
「よし、このままだ!」
「このまま潰すぞ!」
「美しく行くとしよう」
「そうか、この三人もいたのね」
「相変わらずの存在感だな」
「全くだ」
レミー、キリー、真吾は三人を見ても言う。
「これだけの面子がいるし」
「それなら大丈夫かな」
「助っ人の必要はないな」
「いや、出るわよ」
だがここでアスカが出て来て言うのだった。
「どうせね。あの変態爺さんとドイツ忍者が」
「出るのか?
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