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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十六話 総力戦
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               第十六話 総力戦

「うわ、多国籍料理」
「豪勢〜〜〜〜」
「ここまでなんて」
皆目の前にある御馳走の山に目を奪われている。
「ギガンティックの人達って皆料理上手なんですね」
「これは嬉しい誤算」
「確かに」
「そうか?」
雲儀がその彼等に対して返す。
「我々も戦うばかりではないからな」
「こうしたことも好きですよ」
レイも言う。
「時間があればこうして料理をしたり」
「それでか」
「あれ、そういえばこれって」
「ミリタリーなのもあるけれど」
「それ私です」
神代が言うのだった。
「私、そういう料理が好きでして」
「何か野戦食って」
「こんなのまで」
「ずっと。特殊部隊の訓練を受けていまして」
だからだというのだ。
「こうした料理ばかり得意になって」
「ううん、何か凄い状況だけれど」
「けれどこれもかなり」
「美味しいよね」
「独特の味で」
「そうですよね」
慎悟もそれを食べている。
「神代さんも料理上手よね」
「だったらいいけれど」
神代は彼の言葉に頬を少し赤くさせる。
「私こういうのは得意じゃないから」
「そうかな。結構」
「上手よね」
「確かに」
皆それは言う。舌は素直だ。
「まあ今はこうしてリラックスして」
「何時何が来てもいいようにね」
「しておかないといけないし」
「そうそう」
こんな話をしながら食事を楽しんでいる。艦内にいてもリラックスはできていた。
そしてそうしたものを食べてからだ。慎悟はゲームに興じた。相手はニコルである。
「むっ、これは」
「どうなんだ、ニコル」
「慎悟の腕は」
「はい、かなりです」
レースのゲームで競争しながらの言葉である。
「慎悟君、やります」
「そうですか?」
「はい、見事ですよ」
慎悟を賞賛さえする。
「ディアッカもイザークもどうですか?」
「いや、俺達はな」
「ゲームはそれ程上手くはないからな」
こう言ってしないのだった。
「やっぱりニコルがな」
「俺達の中では一番だからな」
「アムロ中佐はもっと凄いですよ」
ニコルはここで彼の名前を出した。
「もう超絶的な反応ですから」
「あの人はまた別だろ?」
「俺達なぞ比較にならない」
とにかくアムロは別格だった。
「最強のニュータイプだからな」
「ロンド=ベルでも随一だ」
「アムロ中佐ってゲームも凄いんですか」
「凄いというものではない」
「だよな、あの人はな」
イザークとディアッカが言うのだった。
「反応が尋常ではない」
「記憶力や判断力も桁外れだしな」
「そうなんだよ。もう全てが凄いんだ」
ニコルもここで話す。
「信じられないだけの速さだから」
「そうなんですか。そんなに」
慎悟も
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