暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十六話 総力戦
[9/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
心していいです」
タトラは光に対しても話した。
「イデオンは」
「わかった。ではまずはムゲ帝国軍だけを倒す」
そうすると言う光だった。
「そしてすぐにバッフ=クラン軍を」
「そうしましょう、今は」
「そうね。行きましょう」
「優先順位はそれで」
海と風も話す。
「まずはムゲ帝国の奴等を倒してね」
「それからです」
「ムゲ帝国軍は一気に倒す」
クリフもこう作戦を言う。
「そしてそれからだ」
「バッフ=クランですね」
「彼等を」
「そうだ、それがいい」
アルシオーネとラファーガにもこう返す。
「いいな、それではだ」
「わかりました、ではその様に」
「今から」
こうしてだった。彼等の作戦は決まった。まずはムゲ帝国軍に向かう。そうして彼等の防衛ラインを側面から攻撃を仕掛けてだ。そのうえで言う。
「よし、このまま!」
「行くぞ!」
こうしてだった。全員で攻める。
ヘルマットはそれを見てまずは防ごうとする。しかしだった。
「駄目です、敵の勢いが凄いです」
「それにです」
「バッフ=クランもいるからだな」
ヘルマットは彼等の名前も出した。
「だからだな」
「はい、敵が二つもあっては」
「そう容易では」
こう話している間にも自軍は次々と倒されていく。ヘルマットはそれを見ながらまた問う。
「残っているのは」
「一割程度です」
「今は」
「止むを得ん、それではだ」
それを聞いてだった。
「撤退する」
「わかりました」
「では」
ムゲ帝国軍は撤退した。彼等はすぐに戦場から姿を消す。しかしそれで終わりではなくまたバッフ=クラン軍がいた。彼等もだった。
彼等はイデオンを集中的に攻めていた。しかしである。
「くっ、巨神はまだか」
「まだ落ちぬか?」
「まだか」
「いや、臆することはない」
だがここでギジェが言うのだった。
「このまま攻めるのだ」
「そうすればいいのですか」
「今は」
「そうだ、押している」
だからだというのだ。
「押している、このまま攻める」
「しかし損害は増えています」
「それでもなのですね」
「それでもだ。臆してはならない」
今度はこう言った。
「いいな」
「その通りだ」
ハルルも言う。
「このまま巨神を倒せ。よいな」
「ハルル様、あの巨神をですか」
「敵の主力ではなく」
「確かに敵の主力も問題だ」
ハルルもそれは忘れてはいない。
「だがそれでもだ」
「それでもですか」
「今は」
「そうだ、兵を二手に分け」
具体的な戦術の話にもなる。
「一方は地球人達の主力に向かい」
「そしてもう一方は」
「巨神になのですね」
「そうだ、巨神には私も行く」
ハルル自身もだというのだ。
「それでいいな」
「ハルル様、巨神には私も
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ