第十六話 総力戦
[12/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いたのはスレイだった。
「私もな。色々とあるが最近ではシンシアとだ」
「そうなんですよね」
そのシンシアから言ってきたのだった。
「私スレイさんだけじゃなくて」
「わかるぞ。マヤやイズミとだな」
「はい、そうです」
まさにその通りだった。
「ここに来て驚きました」
「ここはそうした場所だ」
スレイはこう言い切る。
「他にも様々な記憶も入るがな」
「では私が包丁を好きなのも」
自分で言うユンだった。
「やっぱり」
「それは振り回さないでね」
レフィーナはそれはそっと忠告した。
「危ないから」
「振り回しはしません」
ユンはそれはないという。
「突き刺すのは好きですけれど」
「何か危なくないか?」
それを聞いて言ったのは凱だった。
「まあ俺も実際は」
「ゴォォォォッド米道!?とか」
それではないかというのだ。皆ここで彼に対して言う。
「それ?」
「ひょっとして」
「俺はこの言葉が妙に気に入っている」
「最早何が何だか」
「無茶苦茶っていうか」
「俺は他にも色々叫んでいるような気がするが」
「というかあんたそれだけか?」
マサキが言ってきた。
「俺もちょっと以上に心当たりがあるけれどな」
「俺もだ」
ムウも出て来た。
「ここにはいないがシュウもそうだな」
「私もだ。仙人か何かだったか?」
ガムリンもいる。
「それで出て来たのか?私も」
「確か女の子だけの中国だったな」
凱はその世界の話もしてきた。
「そこにいた記憶がある」
「色々な世界にしても複雑過ぎますね」
アズラエルにとっても他人事ではなかったりする。
「そうですね、凱君」
「あんたはよくわかるみたいだな」
「君とシロー君のことは特に」
こう返すのだった。
「わかりますよ」
「俺もだ」
シローもそうだというのだ。
「よくわかる。とてもな」
「あの世界はかなりいい世界です」
アズラエルの顔は自然と笑みになっている。
「そう思いませんか?ユンさん」
「私はあの世界はあまり」
こう返すユンだった。話を振られてもだ。
「何か。いい思い出がなくて」
「だからですか」
「アズラエルさんや凱君、それにアマノ中尉はいいです」
彼等はだと限定する。
「私なんてとても」
「ではあちらの世界でしょうか」
アズラエルはまた話してきた。
「オーバーとかそういう世界ですよね」
「はい、そちらは」
「あちらはあちらで」
だがユンはその世界についても首を傾げさせるのだった。
「何か色々とありまして」
「そういえばあの世界って確か」
「あれよね。カオスっていうか」
「悪の元凶があの親父でな」
「一体子供何人いるんだ?」
「もうそのレベルじゃないし」
そして店の名前も出て来た。
「サマーラディ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ